ありんこ書房

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同人作品を匿名でTwitterのフォロワーに送りたいなら「メルアド宅配便」がおすすめ

      2016/10/11

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最近のネットは限りなくリアルと融合していますが、「匿名のやり取り」がまだ強い日本ならではの宅配サービスの紹介です。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

Twitterを始めとしたSNSや、オークションなどの取引において、「うかつに名前とか住所を知られなくない」と思うことって少なくないんじゃないかと思います。
そういうとき、例えばAmazonであればHNでほしいものリストを作って、宅配先はコンビニにでもしておけばいくらか安全ですし、最近のECだとメルカリなんかは楽天と提携して匿名配送が可能だったりしますので、着々と取引におけるプライバシーは守れるようになってきていると言えます。

しかし、SNSでちょっと知り合った程度の個人to個人の付き合いの場合、上記のようにサービスが担保してくれるわけではないので、なんらかの方法を見つけてくる必要があります。
本記事では、そのためにメールアドレスやSNSのアカウント名だけで宅配物の取引ができてしまうサービス「メルアド宅配便」について紹介しようと思います。

メルアド宅配便とは

なんとなくサービス名で想像が付くかもしれませんが、「メルアド宅配便」とはメールアドレスだけで個人間の宅配便のやりとりを可能にするサービスです。

メルアド宅配便

サービスを運営するのはソフトバンクグループのSBフレームワークス株式会社ですので、信用度という観点でも特に問題はないかと思います。

メルアド宅配便の仕組み

では、なぜメルアド宅配便は「メールアドレスだけで個人間の取引ができる」ようになっているのでしょうか。
公式サイトを確認しても良いのですが、大雑把に説明しましょう。

模式図としてはこんな感じです。
メルアド宅配便のしくみ

このとき、仮にAさんがBさんに大して何か宅配物を送りたかったとして、以下の手続きを取ります。

  • Aさん、Bさんはメルアド宅配便に住所を登録
  • 中継所の情報を教えてもらえるので、Aさんは中継所に向かって宅配物を送る
  • Bさんはしばらく待つと「中継所の住所・名前から」宅配物が届く

……という、シンプルな仕組みです。中継所でお互いの住所を隠蔽しているので、それぞれの住所や本名が明かされることはない、というだけです。
これを利用することによって何を送っても自分と相手のプライバシーを確保できるという特性があります。

メルアド宅配便の値段

サービスなので当然有料なのですが、送料の代わりにこの利用料を納めるといった同じです。
で、きになる価格ですが全国一律1,100円です。

これ、どう考えますか。
北海道や九州、沖縄にお住まいの方だと、三辺60cmのダンボールを送っても送料が1,000円超えるのでむしろ安いんですよね。
なので、サービス価格としては「平均で見れば」まあ妥当なラインじゃないかとわたしは思います。

一方で、何を送っても1,100円なので、例えば同人のやりとりかなにかでCDを1枚とか本を1冊、みたいな
明らかにクリックポストかネコポス使ったほうが安い場合だとプライバシー防衛費に900円くらいかかる計算になります。
これを高いと見るか安いと見るか、というのもあると思います。個人的にはこの辺の諸問題をお金で解決できるなら安いもんだ、といった感じです。

ちなみに送料は発払いと着払いの2種類があり、送り手と受け手のどっちが負担するかは事前に相談して決めることができます。
支払い方法はクレジットカードとキャリア決済の2種類で微妙に小回りがきかない(特にクレジットカードを持ってない学生さん)のがネックです。

メルアド宅配便で送れるもの、送れないもの

送れるもの、送れないものについては規約で規定されています。

メルアド宅配便 | ご利用案内

荷物の重量/サイズは下記の制限とさせていただきます。

大きさ :品物外寸3辺合計160センチメートル以内
重さ重量: 20kg以内

≪以下に該当するお品物はご利用いただけません≫
メルアド宅配便の定める規定を超過するもの
壊れやすい繊細なお品物(プラスチック製の衣装ケースやシーリングライト等は長期の輸送に向きません)
30万円を超える品物、値段のつけられない価値のあるもの(記念品や遺品等)
チケット、金券類、危険品、信書、貨幣および有価証券、再発行及び再生が不可能な物、個人情報が含まれているもの、その他法律に違反するもの
野菜や果物、生ものなどの食品、植物、動物、腐敗・変質・異臭発生可能性のある品物
クール便、レジャー便、精密機器便等、各配送会社が提供する専門便での取扱が必要となるものや、佐川急便の営業所止めサービスもご利用いただけません。

常識的な宅配便の制限と同じですね。で、壊れやすすぎるモノとかナマモノは送れないのも普通の宅配便と同じですね。
本来クール便とか特別配送オプションをつけて対応するものは送れない、という点はご留意下さい。オークションでやりとりする程度の品目だったら大体大丈夫だと思います。

また、最後の1行で想像がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、配送は佐川急便に委託されています。
(わたしが使い始めたころはヤマトだったんですが……あれ?)
これは指定できないので、「佐川やだー」って人はちょっと残念かもしれません。

メルアド宅配便の配送にかかる期間

配送にかかる期間ですが、通常の宅配便と違って中継地点を経由するため結構かかります。

メルアド宅配便のページでは「平均3.4日」となっていますが、これたぶん都内から都内のパターンで、別の道府県になると話は変わってきます。
ルート的には「発送者の住んでいる場所→東京の中継所」がまず最初にあって、次に「東京の中継所→受取人の住んでいる場所」になります。
従いまして、それぞれの運送にかかる時間を合算した時間が、メルアド宅配便全体の日数になります。

お互いどこに住んでいるかわからない場合とりあえず5〜7日くらいで考えておけばいいんじゃないかなと思います。

「SNS宅配便」もあるよ

ここまで「メルアド宅配便」について紹介してきましたが、これがメールアドレスではなくSNSのアカウント名になったバージョン、その名も「SNS宅配便」も存在します。
サービス内容はそっくりそのまま、運営会社も当然同じです。価格も同じで全国1,100円。

SNS宅配便のご案内

っていうか、メールアドレスじゃなくてSNSのアカウントを指定すればいいだけで同じページからできます。カンタンですね。
使えるSNSは以下の3つです。

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook

普及率を考えればこの3つが使えれば全く問題ないかと思います。全部やってない人は今の20代以下だと相当珍しいんじゃないでしょうか。

まとめ

SBフレームワークスが提供するサービス「メルアド宅配便」「SNS宅配便」を使うと、全国一律1,100円で住所や本名などの個人情報をバラさず宅配便で物品のやりとりができる、という話でした。

ちなみに梱包に必要な資材は「メルアド便資材部」というショップで販売していますので、ちょうどいいダンボールやプチプチがない場合は一緒に買うことも可能です。
AmazonのマーケットプレイスとYahoo!ショッピングにそれぞれショップが存在します。

ただ高いので個人的には別の宅配便を受け取ったときに余ったダンボールを再利用するのが賢いかと思います。
CDとか本みたいな薄いものだったら100円ショップで封筒買ってきたら済みますし、最近の100円ショップは緩衝材(プチプチ)も売ってますし。

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