(閲覧注意)XX-CAKE!を使ってショートケーキの苺から不気味な動画を作る方法

簡単動画講座です。お昼に紅茶と苺のミルフィーユをいただいてましたらひらめきましたの。
御機嫌よう、蟻坂(4risaka)です。
ケーキの苺を眺めておもったこと
苺が乗っかったショートケーキやミルフィーユ、可愛らしいですよね。
それでいて甘酸っぱさと口当たりの良さもあって、子供から大人まで人気なのもうなずけます。
今や日本はスイーツ大国といっても過言ではないくらい多種多様なケーキが発明され、
たくさんのパティシエ達がしのぎを削っています。
そんな中でもショートケーキは歴史が長く、
スポンジと生クリーム、そして苺の簡素な取り合わせが
飽きの来ないシンプルな味わいを……ってそんな話をしたいんじゃないんですよ。
苺の外観はよく見ると奇妙
さきほど「可愛らしい」とかテキトーなこと書きましたけど、
苺ってよく見るとつぶつぶが密集した奇妙な外観をしているんですよね。
しかしながら、世間のイメージは甘酸っぱく子供に人気のかわいい果物、でございます。
鮮やかな赤色なんかもあって確かにその通りなのかもしれませんが、
そのような外見を持っていながらそれを活かさず大衆文化に埋もれることのなんと勿体無いことか!
というわけで、ちょっとプロデュースしてあげました。
密集するつぶつぶが蟲に見えて仕方がなかったので、そういう巣穴に幼虫が詰まってるイメージです。
たくさんあったりアップにしたりするともっと良さそうなんですが今回はシンプルに1個の苺です。
本当はレイヤー機能を使ってつぶつぶだけ震えるようにしたかったんですけど、
一旦手抜きして画像全体が震えるバージョンです。
改良したらそのうち追記します。
以下、これに至る手順を説明します。
XX-CAKE!
XX-CAKE!は、Windowsで動作する「画像をぷるぷるさせるソフト」です。
本来は美少女のイラストを加工して遊ぶツールらしいです。
できることは、「ぷるぷるさせたい箇所」を選択して、振動の設定をして動画に出力する、それだけです。
単機能に特化しているツールだけあって、使い方もシンプルでわかりやすいです。
もちろん、この手の加工は他の動画編集ツールでも可能なのですが、
今回やりたい加工の内容とぴったり一致しているためこれを使います。
ちなみにわたしの環境はMacですが、VMWare FusionにWindows 10をインストールしてあるのでこれを使っています。
仮装環境にWindowsをインストールして使う方法は本記事では省略します。
MacにVirtualBoxをインストールしてみた | PC設定のカルマ
VMware Fusion 8 に Windows 10 をインストールしてみた | R WannaBeAdored
ぷるぷる動画を作る手順
今回使用する画像は、ぱくたその写真素材を利用しています。
事前の設定
次に、Photoshopやその他画像加工ソフトで彩度低めで青みがかったようにするフィルターをかけます。
イメージ的には薄暗いコンクリートの建物の階段の踊場です(意味不明)。
フィルター設定についてはあえて説明を省略しますが、
オンラインアプリのFotorが直感的にフィルターをかけられるのでおすすめです。
すでにいくらか雰囲気が出てきました。
事前設定はこんなところです。
XX-CAKE!の設定
先ほど加工したショートケーキの苺の画像を読み込み、以下のように設定していきます(クリック/タップで拡大)。
まず、カーソルキーの「↓」を3回ほど押して、
苺のつぶつぶに合いそうなくらいにグリッド(網目)を細かくします。
次に、苺のつぶつぶ一つ一つをクリックして振動の動作点を置いていきます。
3×3の小さい四角が出現しますので、なんとなくこのへんかな?という感覚でいいので
適当に設置します。
あとは、画面右のパラメータを適当に設定します。
「痙攣みたいな細かい振動」を目標にしたいので、硬めであんまり軽くない程度にします。
終わったら、右上の「動かす」をクリックして動作の設定画面を開きます。
デフォルトだと結構大きく振れるような振動が設定されているので、
できるだけ小さくして痙攣っぽさを表現します。揺れる方向は横〜斜めくらいの角度が良いでしょう。
また、「速さ」をいじらないと振動っぽい動作にならないので、スライダーを右に動かして速くします。
動作設定はこんなところです。
完了しましたら画面右上の「設定」をクリックして先ほどの画面に戻り、
画面右下の「GIF作製」を押してGIF動画を出力しましょう。必要に応じてAVIでもいいです。
手順はこれで全て完了です。
結構簡単です。
まとめ
やってみると意外と簡単にできることがおわかりいただけましたでしょうか。
FotorやXX-CAKE!のように特定機能に特化したツールを上手く活用すると
難しい高機能なソフトを使いこなせなくても案外それっぽいものは簡単に仕上げられます。
今回は簡易的に結果をあげるチュートリアルなので、設定やフィルターを詰めるともっと作り込めそうです。
応用例としては、こんなふうに簡単に作ったものをAVIで出力して、
別の動画にくっつけて使う、などが考えられます。
特に今はスマートフォンの性能も上がって高機能で簡単に使えるアプリも充実していますので、
インスピレーションが降って来たけどカタチにできない!という場合はとりあえずGoogleで検索してみると
意外とあっさり手段が見つかるはずです。
あれ?なんか記事の結びがおかしくないですか?