ありんこ書房

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半年で70冊読んだ筆者流、乱読・速読のための3つの読書術

      2016/07/02

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その辺で言い古されている話ではありますが、一応自分なりの情報として読書術みたいなのを。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

読書が趣味です

わたし、読書が趣味です。スタイルは「乱読」というもので、気になった本を無節操にを片っ端から読んで消化していくというやり方です。
反対のやり方は「精読」で、少数の本をじっくり何度も読み返すようなスタイルを指します。

実は、1年位前までは月に1冊読むか読まないかみたいなスローリーディングなタイプでした。しかし、ここのところ半年で全然ペース変わって月10冊ちょっと読むようになりました
いくらなんでも跳ね上がりすぎなんですが、そもそも読むジャンルが結構乱雑になったのもあります。

読むジャンルは小説、エッセイ、ハウツー、ビジネス・実用、研究書、ルポ、教則本など割と雑多に読みます。で、月10冊くらい読むためにはそれなりにスピードを上げて読まないといけないわけですが、小説以外のジャンルについては大体やり方がありそうな気がしてきたので、その方法について共有しておこうと思います。

ちなみに、巷には「読書術の本」が溢れかえっていますが、完全に我流です。その手の本は1冊も読んだことがありません。

早読みのために考えていること3つ

それこそ読書術の本で言われていることと内容がかぶっている可能性があります。
が、本記事は私の考えと経験に基づいていますし、なによりこの情報は本と違ってタダです(おい)

本を読む目的は何か意識する

エッセイであれば著者の経験や考えを自分のものにすること、ハウツーであれば方法論を習得すること、ルポであれば知らない真実を拾い上げること、など、その本を読みたくなった理由や読む目的が必ずあるはずです。

これを意識すると、例えば300ページくらいある新書の中でも、目的に応じて読む内容を取捨選択し、全文読まないで読み進めることが可能になります。

  • ビジネス書によくある「具体例」は適当に流す
  • エッセイは自分語りを適当に流す
  • 教則本は最初から読まないで目次を見て面白そうなところから読む

要するに今の自分に必要な情報を文章から拾い集めると効率的に読めるということです。
一文一文シーケンシャルに読んでいくと疲れますし、読んでも読んでも終わりませんし、必ずしも一文字一文字が必要な情報かというとそうではありません。
目的をはっきりさせて適当に読むのが肝心だと思います。

知っているところは飛ばす

これ、著者の方に敬意を払うという観点だと気が引けるんですが知ってるところは読んでも意味ないので飛ばします。

沢山読んでいくとなんとなくわかってくるんですが、同じカテゴリの本だと内容被りが多々あります。教則本なんかわかりやすい例だと思います。
例えば音楽理論の本が3冊あったとして、理論なんて古典の時点で完成されているので「ドミナントからトニックへの解決が〜」とかどこ見ても書いてるじゃないですか。明らかに1回覚えたら読まなくてもいいですよね。

これと同じことが活字100%の新書でも言えて、「ああこの内容別の本で読んだことあるな」というのが頭のなかで理解できたら飛ばしちゃってOKです。
乱読は時間あたりに得られる情報量を上げるのが肝心なので、細かいところに構ってられません。

この「知っているところを飛ばす」という方法は、最初に200ページくらいの軽い本を読んで内容を平易に理解した後、500ページくらいの洋書翻訳のガチな難しい本を手にとった時効果を発揮します。
「前提知識がある状態で難しい本を読める」ので、「なるほどこれは何を言っているのかわかるぞ」とさくさく読み進められる可能性が上がります。

完全に飛ばさないにしても、このように「適当に流して進める」というスタイルを取れるので、ページ数が多い本でもあまり苦労せず読み進められるようになります。気の持ち方が肝心です。

駄目だったら読むのやめて売っちゃう

乱読だと作者の名前や経歴をろくに確認しないのでたまに変な本に当たります
何冊も読み進めていると変な本というのは得られた教養や経験でなんとなく勘が働くので気づけます。そして、「あーこれ最後まで読まなきゃならんの?」と憂鬱になります。

さて、読書は趣味であり教養を得るための手段であるとするならば、変な本を読み進めるのはストレスが貯まりますし時間の無駄です。著者への敬意はお金出したんだからいいでしょとこの際振り払って、読むのをやめてしまいましょう。
そして、傍らに積んであるより関心の高い本に目を向けましょう。そのほうが建設的です。

買ったからには元を取ろうと読み進めてしまいたくなる気持ちはわかりますが時間的損失が大きすぎるのでどう考えても元を取れません。そこは冷静に考えましょう。

かといって出したお金は出したお金で、なんとか回収したい気持ちもわかります。
そこでAmazonのマーケットプレイスです。読んだばかりで読むのをやめた場合、書き込みやヨレなしの綺麗な状態でしょうから、「ほぼ新品」コンディションで新品の7〜8割の価格で出品してください。ほっとけばその内売れます。在庫コスト0円なので売れるまで大事に保管しつつ気長に待てばいいのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。要するに「目的に応じて精読する箇所を決める」「それ以外は読み飛ばす」「価値がなかったら売っぱらう」の3つで情報収集と時間の効率化を図っているだけです。
が、どうも「買ったからには読まないと」という心理が働いて、これを巧いこと実施できる人というのは限られているような気がしたので共有してみました。
これから乱読スタイルで読書してみたい方には参考になれば幸いです。

ちなみに小説については情景描写とか伏線をしっかり把握しないと楽しめないので全部精読する必要があり、この手法は使えません。
また、創作作品というのはひとつひとつがオリジナルですので「知っているところを読み飛ばす」みたいな手法も絶対に使えません。売り払うのだけ応用できそうですがなんかニュアンスが違います。

ちなみに記事執筆後にググってみたんですが、「目的を意識して読む」という話は以下の本に書いてあるみたいです。これまでの経験の確認のために読んでみましょうかねー。

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