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Evernoteが改悪だから乗り換えだ!と焦る前に冷静になるための3つの問い

   

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メリットとデメリットを天秤にかけて自分で判断してみましょう。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

Evernoteのサービス内容が「改悪」されるらしい

まず記事のタイトルのように、Evernoteのサービスが改定されたので、これについておさらいしておきましょう。

参照: Evernote の価格プランの改定について – Evernote日本語版ブログ

フリー版は端末二台までに

Evernoteには有料プランとフリープランがあるわけですが、このうちフリープランについて、次のような改定が為されました。

  • 今まで: フリー版は端末台数の制限無し
  • これから: フリー版をインストールしてよいのは2つの端末まで

わたしの場合、iPhone、iPad、iMacと3種類にインストールしているので、アウトです。

有料プランは価格が値上げ

有料プランが月額240円から360円に値上げされます。
こういう話はGIGAZINEが好きなように書いてるので適当に流し読みしておいてください。見出しとか個人のまとめサイトみたいですが。

Evernoteが1.5倍に値上げ&無料版の同期端末を2台までに制限するという「改悪」を実施 – GIGAZINE

「すぐ次のサービスを探す」のはちょっと待った

というわけで改悪だ!乗り換えだ!とお考えになっている方もいらっしゃるかもしれませんが、少し冷静になってみてください。
本当に代替サービスで完全にEvernoteの代わりを努められますか?

まず値上げに踏み切ってもいいくらい支持されているというしっかりとした土台があるわけで、これは他のサービスの追随を許さない機能があることに由来しているはずです。なので、「あなたにとってEvernoteが必要か不要か」という観点で乗り換えの可否を判断するのが賢いように思えます。

というわけで、判断の参考として、以下のように3つの問いを用意してみました。

問い1: 3台以上の端末で本当に頻繁に使う?

まずこちら。フリー版といっても機能に大きく制限が加わるわけではない点に留意してください。そうなると端末台数の制限を俯瞰するだけです。

  • 使用頻度の低いタブレットにわざわざインストールして3台目のカウントになっていませんか?
  • 3台もインストールしてないのに無意味に将来を危惧して乗り換え先を検討してたりしませんか?
  • MacとかPCで使う場合、Webブラウザは今回の縛りにカウントされませんが、そういう工夫はしてますか?

無料で使うからにはその辺の試行錯誤は基本ですよね。冷静に考えると全然影響がないという方は少なくないはずです。

問い2: この程度の値上げで騒ぐの?

わたしが一番思うのはここで、年間2,000円が3,000円、月額240円が360円で騒ぐのってEvernoteみたいなサービス使ってるくせにずいぶん卑しいと思うんですがいかがでしょう。

だって月額にして120円、年額にして1,000円ですよ。月換算なら菓子パン1個我慢すれば吸収できる話に何を言ってるんですか。
「よりよいサービスを提供するため」という目的で、つまり資金がもっと必要なだけだと思うのですが、そのために必要な投資としてたった月120円なんですから、Evernoteの機能を省みるとあまりにも安いと言えるのではないでしょうか。

問い3: 乗り換え後の面倒を考えてる?

クラウドメモ系のアプリってEvernoteの後発でいっぱいあるんですよ。
しかしですね、Evernoteにはユニークな機能が満載です。ただ書けるだけとかファイルをアップロード出来るだけではありません。

例えばキングジムのメモ帳「Shotnote」との連携。

キングジム製品とEvernoteを使って効率的にデータを管理”活用しよう|KING JIM
手書きメモをスッキリデジタル化「ショットノート」 | KINGJIM

ノートの四隅に特殊な図形が印刷されており、これを使うと綺麗に文字を読み込んでEvernoteにアップロードできるというすぐれものです。

家計簿ソフトのZaimなんかは、Evernoteとの連携機能を使ってバックアップを取れます。

使いかた : 使いかた|家計簿 Zaim

これに限らず、根本的にブログなどのSNSシェアボタンにあるメモアプリはEvernoteであることが圧倒的なので、「とりあえず内容メモっとこ」と思った時はEvernoteが一番ラクにできます。

……という具合に、「Evernoteが業界トップならではのアドバンテージ」というのが実は無数にあります。これを差し置いて他のアプリに乗り換えると、色んな不便とか学習コストとか手間がかかりますが、本当に乗り換えなきゃいけないほど重大な改定でしょうか?

まとめ

以上、改悪と声高に叫ぶほど酷くなってないと思ったので、少し冷静になるための記事を書きました。値段、サービス内容ともに十分釣り合っていますというか安すぎます。

強いて言うなら学生さんにとっては月300円も結構大きいといえば大きいので、必ずしもすべての人にとって大したことないかというとNOでしょうね。
どーしても嫌だって人はOnenoteがいいと思います。以下の記事に乗り換え案内もありましたし。

EvernoteからMicrosoft OneNoteへの乗り換え検討、移行方法を紹介

ただEvernoteを使うことで情報が整理整頓できて、その結果例えばブログの収入に役立つとかそういう効果があるならば投資として価値があるのでマイナスではないと思うんですよねー。わたしももうなんか外せないアプリになってますし。

いや、こう思わざるをえないラインまで持ってきたのがEvernoteのビジネスが上手であることを示しているんでしょうけれども。

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