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DTMerがネット環境を整えるとき、WiMAXは選ばないほうがいい

   

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DTMするなら光ファイバーを引くのがいいです。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

WiMAX

WiMAX、移動体通信(モバイルルーター)によるインターネット環境ということで近年人気です。
特に最近は「WiMAX2」という規格が誕生し、下り最大220Mbpsという、
体感、光ファイバーとさほど変わらない高速通信を実現しています。便利な時代です。

おまけに回線工事が不要なのと、ルーター自体を持ち運べるので
シンプルにインターネット環境を整えられるという点でも魅力的ではあります。

しかし、これがDTMをやるひととなるとハナシは別で、
わたしはDTMerはWiMAXやめたほうがいいんじゃないかとおもっています。

理由はたった1つなのですが、以下で説明してきましょう。

理由: 通信制限がある

これだけです。

WiMAXの1つの制限として、「3日間で7GB以上通信を行うと、通信速度が低下する」というものがあります。
これはユーザーの帯域利用の公平性を保つために仕方がないシステムで、
他のLTEなどの移動体通信と比べると「3日で7GBで制限、24時間で復帰」という仕様は
非常にユルい制限なので素晴らしいものなのですが、ことDTMerに限っていうと困難が発生します。

ダウンロード販売を有効に利用できない

現在は配信の時代ですので、
ソフトウェアの多くをダウンロード購入で手に入れることができます。

これが、例えば動画編集ソフトのようなツールや音楽のmp3ファイルであれば100MB以下のオーダーなので
さくっとダウンロードして終了、なのですが、
DTM音源のダウンロード販売は数GBオーダーがザラです。

つまり、上記で上げました「3日で7GB制限」にかなり簡単に引っかかります。
フリーのサンプルとか音源を適当にダウンロードしていたらあっという間です。ほんとに。
そうなると、待っているのは超低速インターネットという平成初期みたいな環境です。

生産性という観点で考えると、あまりにもしょうもないとおもいませんか。
というわけでWiMAXくらい規制がゆるい環境でもイライラするポイントが多いので
わたしの中では、DTM的な観点であんまり推奨できません。

「ソフト機材あんまり頻繁にダウンロードしないし」とお考えの方もいらっしゃいますが
DTMしてる時点で将来的に可能性があるといえますので、長い目で考えて生産性を取るほうが絶対良いです。

その他の難点

ついでに、わたしがWiMAXを使ってきになったことも併記しましょう。

単純にベストエフォート値に近づくにあたって障害が多いです。

WiMAXは、特性上基地局〜モバイルルーター〜パソコン まで全て無線ですので、
電子レンジの電波と干渉してつながりにくくなるという問題があります。

最近は、電子レンジの周波数帯に干渉しない5GHz帯を使うように設定すると少しマシになりますが、
アパート・マンションにお住まいの方だとおとなりさんが電子レンジ使ってネット死んだとかあり得ます。

このほか、WiMAXの電波は直進性が高い傾向にあるらしく、
場所によってはなかなか繋がらないパターンもあったりします。

つまり、周辺環境によって安定性が変化するインターネット環境であるというわけです。
これが結構ストレスになります。

そもそものユースケース

そもそも、「3日で7GB」という制限ですが、
動画を見まくってもなかなか到達できないくらいユルい制限です。

ということは、WiMAXの使い方として想定されているのは
ごく普通のWeb閲覧であって、ヘヴィにダウンロードしまくるひとは他当たれ
というハナシであるともいえます。

また、WiMAXは移動体通信=ルーターを持ち運べるのが最大の利点ですので、
わたしのように据え置きしてひきこもり運用するのもなんか間違えているきがします。
環境に応じた住み分けをしっかり考えるべきってことですね。

DTMの場合、最近はフリー音源でも併記で数GBオーダーで配布されていますので
「ソフト機材買うお金ないから関係ないしー」とお考えの学生さんなんかも
長い目で見ると影響を受ける側になりえますので、一考したほうが良いです。

光ファイバーの場合

光ファイバーの場合、先に示しました問題を全て回避できます。

  • 通信速度制限がない
  • 全て有線で来るので、安定性が高い
  • WiMAXより早い

なるほど、ひきこもりは素直に回線引けってことですね。

まとめ

というわけで、WiMAXとDTM環境は相性が悪いよというハナシでした。

特に新生活を始める学生さんや新卒社会人の方に言いたいのですが、
最近はキャンペーンを利用すると
光ファイバーでも4,000円を切る価格(ほぼWiMAXと同等!)で運用できますし、
回線工事の手間なんて最初だけなので、生産性と天秤にかけたら安いもんです。

プロバイダ料金比較 | 光ファイバー・ADSL – 価格.com

そもそも高速無線インターネットに高画質の動画コンテンツ、ダウンロード配信、という
夢あふれる未来に通信制限で満足に見れませんっていう事実自体が
なんだか思い描いた未来から遠ざかっている気がして納得いかないので記事にしちゃいました。

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