STINGER6でサイドバーの最新記事表示「NEW POST」を「ランダム記事」に改造する方法
2016/05/31

STINGER7出てますが、弊ブログはSTINGER6なので、それ準拠です。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。
目次
「NEW POST」見ませんよね?
STINGER6を使うと、デフォルトでサイドバーに最新記事5件が表示されるようになっています。
特に何の設定もしなくても直近5件出てくれるので非常に便利……だと最初は思っていたのですが、
そもそもみなさん、直近5件って見ます?見ませんよね?
まずtwitter経由でお越しになる方の場合、毎日わたしのtweetを確認してアクセスしたり、
固定tweetとかあるいは過去のtweetを遡ったりしてアクセスするので、サイドバーからたどるケースが考えにくいです。
はてブなど他のSNSも同じです。
次に検索流入とRSSから来る人ですが、検索流入は記事に直接やってくるので記事の時系列はあまり意味がありません。
RSSから来る人の場合そもそも読んでない記事はRSSリーダーに出てるので、サイドバーで主張する必要がありません。
という具合に、あらゆる経路で最新記事を表示する意味が無いように見えます。
一方で、過去記事をランダムに表示するのは「ついで読み」が期待できますし、
過去の記事の価値を改めて決める機会を設けられます。また、NEW POSTと違って更新のたびに違う記事が出てくるので
アクセスのたびに別の記事が出てくれれば固定読者でも直帰率の改善に効果があるかもしれません。
そこで、この「NEW POST」を「過去記事をランダムに表示」に差し替えて直帰率の改善を狙ってみます。
最新5件を表示する「NEW POST」を「ランダム記事」にする
やり方は非常に簡単で、テンプレートをちょっと書き換えるだけです。
一応バックアップはどこかにとっておいてください。
バックアップと云っても、対象のソースコードを適当なメモ帳アプリにコピーして貼り付けておくだけで十分です。
テーマの編集から「new-post-thumbnail-on.php」か「new-post-thumbnail-off.php」を選ぶ
まずWordpressのダッシュボードから「外観」→「テーマの編集」を選びます。
次に、プルダウンから「STINGER6」を選択し、適用するとサイドにファイル一覧出ますので、
「new-post-thumbnail-on.php」か「new-post-thumbnail-off.php」を選びます。
これはブログの「NEW POST」にサムネイルを出しているかどうかで決めて下さい。わたしは出しているので「〜on.php」です。
で、ひらいたphpのソースコードの最初の方に以下のような記述があります。
1 2 3 |
$args = array( 'posts_per_page' => 5, ); |
これを、以下のソースに差し替えてください。
1 2 3 4 |
$args = array( 'posts_per_page' => 5, 'orderby'=> 'rand', ); |
orderby => ‘rand’,を付け加えただけです。これでランダム表示になります。
ただし、5件だけランダムで出しても心もとないので、そのすぐ上にある「posts_per_page => 5」の「5」を
10とか15にするとそれだけランダムで表示されるようになります。お好みで調節して下さい。
「NEW POST」はおかしいので文字列を書き換える
ランダム記事になったのに「NEW POST」はおかしいので見出しを書き換えます。
同じくサイドバーから「newpost.php」を開きます。
ソースコードが出てきますので、ソースコード中にある
1 |
echo '<h4 class="menu_underh2"> NEW POST</h4>'; |
の「NEW POST」の文字列を適当に書き換えましょう。弊ブログは日本語で「ランダム記事」にしています。
サムネイルのオンオフで制御している関係で2箇所あります。なんで固定文字列を1箇所で宣言してないんだろう。。。
これでサイドバーに「ランダム記事」が指定した件数だけ出てくるようになります。
まとめ
という具合な直帰率改善を目的とした、意味無さそうな「NEW POST」の撤廃とランダム記事の表示対応でした。
twitterで過去記事を掲載したらたまにFavとかRTされたりするので、
じゃあ読者自身が掘り起こせる手段を作ったらどうなるだろう?と思ったのが発端です。
せっかくなので過去記事に面白いものがあったらtwitterボタンとか使ってシェアしてくださいねー。