ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

DTMでドラムを打ち込みする時に役に立つ、ドラムの基本的な奏法まとめ

   

スポンサードリンク

ドラマーが千手観音にならないためには、まず人間を観察しましょう。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

ドラムの打ち込みの無理

ドラムを叩いたことがないときに、とりあえずドラムを打ち込んでみると
よくいわれるのが「腕が4本ある」とか「動きが早過ぎる」などの演奏性の無理です。

こうなる原因は色々考えられますが、わたしが思うに
実際のドラムの叩き方をちゃんと勉強していないからに尽きます。

ピアノでもギターでもいいのですが、全ての楽器には奏法がしっかり定まっておりますので
音程が無く作るのが簡単なドラムも、考えてみると奥が深いです。

そうはいっても奏法の名前を知らないと調べることがすら出来ないというジレンマに陥るので
本記事で軽く意識しておくと便利なことをまとめてみました。

ドラムの奏法

そうそう、全てを網羅しているわけではありません。
基本的なパターンやフィルインを作るのにあたって過不足ない範囲でまとめています。

リムショット

「リム」とはドラムの皮ではなく、外側の枠の部分を指します。
リムショットとは、枠を叩いた音を含む叩き方の総称です。
枠だけを「カッ」と叩く「クローズリムショット」と、
枠と皮を両方同時に叩く「オープンリムショット」があります。

ロックなどの音の抜けや迫力が欲しい音楽の場合、常用します。
打ち込みの場合大体のドラム音源にそういう音が収録されています

ダブルストローク

フィルインやスネアロールなど、高速で2回以上叩く用事がある時に
手首のスナップとスティックの反動を使って、1回の腕の振り抜きで素早く2回叩く奏法です。

打ち込みのときは、2打目を弱いベロシティにすると良いでしょう。

フラム

よく、フィルインでスネアとフロアタムを同時に叩いているようなものがありますが、
「別の音を直前に叩いて、目的の音を強調する」というテクニックです。

打ち込みのときは、クオンタイズを使わないで、マウスを使って手動で少しだけ手前にズラすと良いです。

アップダウン

16ビートなど、素早くハイハットを叩くときに必須のテクニックです。
手首〜肩の関節をリズムよくグネグネと柔軟に動かすことで、力を抜きつつ早いビートを刻むことができます。

打ち込みの場合は、弱拍でベロシティを弱めにするなどしてアップストロークを表現します。
ベロシティに抑揚がないとマシンドラムみたいな不自然さが生まれる理由は、このような力の加減が感じられないためです。

ダブル(バスドラム)

1つのバスドラムを高速で2回「だだんっ」と叩く方法です。
脚のスライドやヒールアンドトゥなど、やり方はいくつかあります。

つまりツーバスじゃなくてもある程度のスピードでバスドラムは叩ける、ということなのですが
打ち込みの場合まず勇気出して2連発を組み込んでも良いという点と、
1打目のベロシティを気持ち弱く、2打目を強くすると良いでしょう。

むすび

5つだけですが、あんまりいっぱい掲載しても覚えるのが大変だと思いますので
上記を意識して打ち込んで見るところから始めると良いでしょう。

具体的には、

  • ハイハットはアップダウン
  • スネアはアップダウンとダブルストローク
  • バスドラム
  • フィルインはアップダウンとフラム
  • 基本的なパターンにはリムショットとアップダウン

を随時組み込んでいく(ベロシティを考えるときに、ドラマーの腕の動きを意識する)だけで良いとおもいます。

他、ドラムにはモーラー奏法など応用テクニックもあるのですが
打ち込みで持ち方や叩き方に関係するテクニックを表現できるかといえば中々難しいですので
まず基礎的テクニックを考えましょう。

このほか、実際の叩き方を覚えるならドラマー用の教則本がおすすめです。

また、リムショットについては音源が必要なのが正直なところです。
わたしはEZ Drummer(13,000円くらい)を使っていますが、ベロシティによって音が結構違うなど
正直クセが強い音源です。マイクの位置も設定できませんし(そこがシンプルでいいんですけど)。

ではAddictive Drumsが王道かなーと思いましたが、国内通販だと意外と高いです(EZ Drummerの2倍以上!)。
EZ DrummerもAddictie Drumsも割と高頻度で30%〜50%OFFのセールをやったりするので
気になる方はアンテナを張ってタイミングを伺うのが良いでしょう。

まずはお手持ちの音源で再現してみるところから。
打ち込み方を真面目に考えるだけです。簡単ですからやってみましょう。

 - DTM/作編曲, 創作 , , ,