SoundCloudに上げた全ての曲をhearthis.atに一発で引っ越しする方法

もう完全にhearthis.atに移行しちゃってるので皆さんにもそれを促す記事を書きました。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。
目次
hearthis.atに移行する計画
ほんの1ヶ月ちょっと前までSoundCloudを使っておりまして、
有料プランを契約して自由に使っていました。が、
以下の記事に書きましたとおり、SoundCloudがなんだか不安定です。
SoundCloudの将来が不安なので、hearthis.atに乗り換えるのがいいかも | ありんこ書房
そこで移行先を探しまして、
現在はもっぱらhearthis.atというSoundCloudそっくりのサービスを使っております。
アップロードのUIとかアプリがあるところとか、
わずかな料金で制限が撤廃されているところとかSoundCloudそっくりで使いやすいです。
ウィジェットもこんなふうにSoundCloudよりクールで好みです。
Like the gothic by Arisaka on hearthis.at
……さて、問題は過去にSoundCloudに上げた楽曲ファイルの取り扱いです。
全部引っ越しするのがベストなんですが、元ファイルを全部アップロードするなんてめんどくさくてやってられません、
……ところが、hearthis.atにSoundCloudインポート機能があったのでらくらく解決しました。
素晴らしいですね。以下に手順を記載しましたので参照ください。
SoundCloudからhearthis.atへの移行手順
非常に簡単ですが、以下の一点だけ下準備をしてください。
【準備】
SoundCloudに上げてある音源のトラック名と説明は、全て半角英数字/記号のみで記述する。
理由はなんとなくわかるとおもいますが後述します。
ちなみに画面キャプチャに含まれる曲名に思いっきり日本語が入ってますが、当時のミスですので
皆様は上記の準備を守ってください。
では行ってみましょう。
まず普通にhearthis.atにログインして、
右上のプロフィールアイコンから「View Profile」を選択します。
プロフィール画面が開きますので、
画面中ほどの「Upload / Import」を選択します。
アップロード画面が開きますが、
ここで「SoundCloud」のボタンを選び、インポートを試みます。
「SoundCloudにある楽曲かプロフィールのURLを貼れ」と言いたげなポップアップが出てきます。
というわけで、ブラウザで新たにタブかウインドウを開いてSoundCloudのページを出しまして、
こちらの「View Profile」を選択します。
プロフィール画面に飛ぶので、
このときブラウザのアドレスバーに表示されているURLをコピーします。
コピーしたURLを、さっきのポップアップの
下の方にペーストし、「Import」ボタンを押します。
ちなみに上の方は個別の楽曲をインポートする場合同じように使えます。
インポートが始まります。
楽曲を1個ずつインポートするので、ひとによっては時間がかかります。
完了したら「All found tracks imported.」と出ます。
これが出たら、このポップアップは閉じてしまって問題ありません。
再度プロフィールを開くと、無事インポートされています。
ただし、hearthis.at側で何らかの処理があるのか、
聴けるようになるまで少々時間がかかります。
(再生ボタンが丸いぐるぐるになっているのが処理中のトラックです)
ウィジェットの再生ボタンが全て三角形になればこんどこそ完了です。
あっという間に引っ越しができました。簡単ですね!
インポートされるもの
ひとことで言うとほとんど全部インポートされます。
具体的には、以下5点がインポートされることを確認しました。
- 音源
- 音源のタイトルと説明文
- アップロードした日付(SoundCloudのそのまま)
- ジャケット画像
- プレイリスト
ただし、以下に示す2点はインポートされませんでした。
- タグ
- 楽曲のパーマリンク用URL
タグがどっかいっちゃうのだけちょっと残念です。
インポート時の注意点
簡単なんですが、2点注意があります。
hearthis.atの無料プランは2,000MB/週までなので、それ以上の大量インポートは多分できない
本記事は執筆時点ではhearthis.atの無料プランで検証しております。
また、SoundCloudの楽曲数も大した量が無い環境です。
hearthis.atは週間2,000MBまでしか上げられないので、
もしインポート対象の音源たちのサイズが合計2,000MBより大きい場合、インポートに失敗する可能性があります。
ご注意ください。
トラック名に日本語が含まれるとバグる
こちらの注意点は結構致命的で、
トラック名に日本語があると処理がいつまでたっても完了しない、
処理が終わっても別の音源が再生されるなど挙動がかなりおかしくなります。
というかまともにインポートできないので使い物になりません。
SoundCloudのインポート元のトラック名を半角英数字/記号のみで構成した状態にして
インポートを実施することで回避できます。最初の準備はこういう意味でした。
また、通常のアップロードの際に日本語のタイトルをつける分には問題ありません。
……というわけで、
実は上記の手順の画面キャプチャはあの後処理に失敗していて、トラック名を修正した上で
もう一度同じ手順を踏み、全部正しくインポートされたのを確認していたりします。
皆様は同じハマり方をしないようにお気をつけ下さい。
※移行するならプレミアムにしようとちょうどおもっていたのでプレミアムにして問題の切り分けをしましたが
全然関係ありませんでした。
まとめ
個人的に推したいSoundCloud代替サービスhearthis.atへの移行手順でした。
とても簡単で無料プランでもさっさと引っ越しできることがわかりました。
インポートした音源も(半角英数字で名前をつける前提で)ばっちり問題なく聴けました。
Yoru : Experimental by Arisaka on hearthis.at
タグ(カテゴリ)が吹き飛ぶ、日本語が使えない、などまだ若干面倒な点が残っていますが、
それでも一番面倒なアップロードの処理を楽にできるので、
移行を検討されている方はぜひお試しください。
日本語でインポートできない件はクレームしてみましたので
続報があったら追記しようとおもいます。