ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

#pixivAPOLLO で主観的に思った、15秒で貴方の曲を聴いてもらうための工夫

   

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極めて主観的な感想と反省を込めた読み物です。ハウツーではありません。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

オンライン即売会「APOLLO」の第5回が盛況の内に幕を閉じましたが、皆様いかがでしたでしょうか。楽しめましたでしょうか。
(APOLLOってなに?っていう方はこちら→ 【音楽を100倍楽しむネット同人音楽即売会 #pixivAPOLLO へ行こう!】)

わたしはまあまあほとんど告知しない初陣にしては満足ですし、今回新しい音楽を結構ゲットしたのでいい感じの収穫があったかなーとおもいます。

一方で、「たくさんの曲を矢継ぎ早に聴き続ける」という特性から見えた、あっ、こうするともっといいんじゃね?みたいな主観的な考察も湧いてきましたので、せっかくですから皆様と共有してみようと思います。

15秒で「おっ」と思わせたい

まずあれだけの量の音楽を限られた予算で買う場合、いくら好きなジャンルであっても全部買うのは困難で、聴き手は買うものを選ぶ必要があります。従いまして創り手としては聴き手の興味を引く何らかの動機づけがないといけないわけです。で、そのためにはどうすればいいのか、自音源の反省点を踏まえて考えてみました。

注目ポイント1: 音圧が高い

音圧って「高い」でいいんでしたっけ?まあそれはさておき15秒で色んな曲が流れたとき、やはり完成度の高いデモは結構音圧があります

「音圧が正義だ!」というわけではなくて、15秒で次々流したときに、ここができていないと周りと比べて相対的に急にショボく聞こえる→飛ばされるという感覚的な問題があります。なので、ある程度稼いでおいたほうがいいかなーと思いました。

逆に、ここをクリアできているとたった15秒ですのでパッと聴いた感じすごそうに聴こえるという効果があります。試聴時間が非常に短いので、こういう第一印象は非常に重要です。

特にわたしのジャンルの場合HR/HMが土台にありまして、「やかましくてナンボ」なジャンルで賑やかさがまだ足りないというのは致命的なわけで、次の課題ですねー。

注目ポイント2: メロディが耳に残る

さて、じゃあ音圧は稼げたとして、それをクリアしている音源が並んでいたらやっぱり横並びです。

そこをクリアするのは、わたしの場合歌モノなのでこういう表現になってしまいますが「メロディが耳に残る」かなーと思います。
メロディじゃなくてもリズムや音作りでも良いでしょう。またメロディはボーカルでなくてもギターなどでも良いでしょう。

これについては明確な根拠がありまして、ポップスに強烈な先駆者AKB48がいます。

どんなアンチでもサビのワンフレーズは歌えるはずなんですよ、彼女たちの曲。街頭やテレビなどで流しまくってる効果もありますがもちろんそれだけではなく、極めて覚えやすい3音のリフレイン+シンプルな歌詞であることがポイントじゃないかと思います。

これが高速で難解なフレーズだったら多分キツいんですよ。カラオケでも歌われなくなっちゃいますし。他にもポップスだと「サビの頭に最高音やロングトーンを持ってくる」などもよく使われますね。ヴィジュアル系ですがDIAURAはそこんとこ非常に上手いです。

「♪壊して〜〜〜」のところ。ずるいですよねこの入り方。このワンフレーズだけでも記憶に残ります。

そういったアプローチじゃなくても、たとえばnyancatのような中毒性という枠で括られる音は非常に強力で印象に残ります。

……というわけで、「アイキャッチ」ならぬ「イヤキャッチ」みたいな工夫をねじ込んでみると良い気がしました。わたしの今回のはサビが難解そのものなので反省点です。

注目ポイント3: 琴線に触れる個性がある

さて、じゃあ「良いメロディ」と「良い音圧」を手に入れたとして、やっぱりそういう音楽が並んでたら皆同じになっちゃうんですよ。

それでもわたしや皆様にとって「この音楽がいい!」と思わせる最後のポイントは何か!そりゃもう何をやっても引き剥がせない個性です。

えーと、曖昧な表現ですみません。つまり音圧やメロディの工夫、あとアレンジなんかは技術・知識の分野であって、それ以外のところに、初心者から上級者まで等しく持っていて、真似も上達もできないポイントが必ずある……ということです。

なんでもいいと思います、それが「主観または一般論で」良いポイントでも悪いポイントでも、客観的には活かせるポイントであることを認識してみましょう。

  • 声質
  • 声域
  • 音色の選び方の癖
  • ギターの弾き方の癖
  • アレンジの癖
  • 得意な音作り
  • メロディセンス

なんでもいいですし大したことじゃなくてもいいですし、欠点に感じてることでもいいと思います。誰も真似出来ないことが重要です。伸ばせば確実に武器になります。

……で、わたしは音楽理論的にダメな変なコード進行を開き直って随所に突っ込むという荒業をやっています。これが正しいかどうかはともかく誰もわざわざ真似しませんよね?そういうことです。

この代表例は間違いなくALI PROJECTでしょう。聴いた瞬間に一発でアリプロだとわかる強烈な音楽性があります。これだけ強烈だったら15秒で色々流しまくってても「!?」って気付きますよね。これが個性の強さです。

ポイントとしては、この「個性」とやら、基本的に他人に言われると顕在化する特徴があります。ニコニコでもAPOLLOでもSoundCloudでもいいので発信してみましょう。時間はかかりますが何か見えてくると思います。

逆に、その辺のジャンルの他のサークルが当たり前にやってそうな曲調とかテンポとか楽器構成だったら「ふーん」って流される可能性大かなーと思いました。で、「貴方は」何がやりたいの?みたいな。

まとめ

非常に抽象的で主観的なので「読み物」とさせて頂きました。皆様は自分の作品をAPOLLOとかM3、コミケに置いたり、SoundCloudにアップロードしてみた時、どうお考えになるでしょうか。

たぶん、前2つの「音圧」と「メロディ」、あとアレンジを工夫する程度だと単に塩辛い音楽になっちゃうんですよね、ファストフードみたいに一瞬オイシイと思えるんですけど後々飽きるというか。

やみつきになるポイントはやっぱり誰にも取られない個性かなーと思います。なんか自己啓発書みたいな変な結びですみません。

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