ありんこ書房

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Amazon Prime Musicでヴィジュアル系を聴き放題しようとしたら一部バンドの旧譜しかなかった

   

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Prime Music、結構ヴィジュアル系も聴けるとおもいきや範囲が限定されすぎです。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

Amazon Prime Musicはバンギャにとって嬉しいモノなのか

Amazonがこの間発表した「Prime Music」というサービス。

Prime Music

Amazonのプライム会員(3,900円/年)に登録すると、配信されている音楽が聴き放題という
音楽好きにとっては外せないサービスです。
元を取るという考え方はあんまり好きではないんですが、日本のCD価格だとシングル2〜3枚で簡単にペイできます。

が、わたしはまだプライム会員に登録していません。
というのも、わたしの聴く音楽はインディーズとかヴィジュアル系に傾倒していて、
ほんとにPrime Musicで愉しい音楽ライフ送れるのかなーと不安だからです。

Prime Musicの配信範囲をざっと見ると、洋楽やJ-POPについては文句なしのカバー率なのですが
好きなヴィジュアル系についてはどうなのか?
気になったので調べてみました。

一部のバンドの旧譜しか無い!

わたしの守備範囲の関係で、
ラウド、メタル、黒系のヴィジュアル系バンドについて主に調べてみました。

なので、白系とかソフビのようなキラキラした音楽は守備範囲外です。
申し訳ありませんがご了承ください。

結論は見出しに書いたとおりでございます。

調査報告

以下、いくつか検索したバンドとPrime Musicへのリンクを列挙してみます。

  • DIAURA
    Triangleが配信されていました。
    ただし、最新作のベストアルバム「INCOMPLETE」については配信されていません。
    どうやらアーティスト単位で差があるようです。
  • DIV
    DIVも旧譜は取り扱いがありますが、新譜「EDR TOKYO」は配信されていませんでした。
    うーん、最新の曲が聴きたい場合、ポップスと違って難しいんでしょうか。
    ちなみにDanger Crue系列だとユナイトも取り扱いがありました。
  • 己龍
    まさかの朱花艶閃だけです。配信量のムラが大きすぎです。
    もっとも己龍はCDのパターンが非常に多い商法なので、相性が悪いのかもしれません。
  • ギルガメッシュ
    やっぱり旧譜だけかヨ!というわけで新譜「鵺 -chimera-」はありませんでした。ざんねん。
    ただし、DIVもそうですが、Danger Crue Records所属バンドは配信率高めです。

……というわけで、それなりに配信されているが、旧譜しかないということがわかりました。

また、摩天楼オペラNoGoDのようなメジャーどころでもそもそも配信がなかったり旧譜1枚だけだったり
期待のルーキーであるFar East DizainとかJILUKAなんて全くありません。
わたしの好きなLIPHLICHも配信なし、Nocturnal Bloodlustもシングル1枚だけでした。

うーん、どーにも不足感が拭えません。
わたしの場合V系を啓蒙するのに使えないかという意図で調査したので、
なかなか寂しい限りです。

考察: ヴィジュアル系音源の商法と配信という形態

配信はバリエーション商法と相性が悪い

そもそも、ヴィジュアル系特有の音源の売り方と配信のスタイルの相性が悪いと考察します。

理由ですが、ヴィジュアル系の新譜(CD)、基本的に「TypeA」「TypeB」というように
微妙に収録音源が違ったり、MVが付いていたり付いていなかったり、
挙句の果てにジャケットが違うだけで5タイプ販売したりなどと
ポ○モンもびっくりのバリエーション商法がどこの事務所も慣例化しています。

この売り方を配信で実現しようとした場合、
じゃあ一部プライムビデオでMVを出すのかとか、そもそもジャケットが物理的に存在しないとか、
収録曲にバリエーションを設けても個別曲配信できるから意味が無いとか、
なんだか「作品一枚」に固定した売り方ではないせいでグチャグチャになります。

従いまして、そもそも配信とV系バンドの今の商法はすれ違うような構造になっているように見えます。
そうなると、新譜の配信(基本的にバリエーション商法依存)が遅くなったりするのも
なんとなくわかります(実際、DIAURAのTriangleは音源だけの通常版しか配信されていません、というかシステム的にMVとセットで配信できません)。

新しい売り方の機会がありそう

となると、配信時代に斬新な売り方をしてくるバンドが生まれたら
色々と目立ちそうですね。

ゴールデンボンバーが「雑貨」扱いで新譜を発表したり、
あるいは特典を一切つけないで売って業界の商法に問題提起したりと
アーティストとして面白い行動に出ているので、
ここはひとつPrime Music周辺でも面白いことやってくれないかなーと密かに期待しております。

まとめ

というわけで、Amazon Prime Musicでヴィジュアル系バンドが聴き放題になるのか
調べた結果でした。

結論としては、記事タイトルに挙げました通り旧譜ばっかりでした。

これまで色んなバンドを追いかけてこられましたバンギャの皆様におかれましては、
配信を使って速攻で音源を入手!ということはまだ困難がありそうですし、
何より店舗特典のチャンスが無くなるので無縁といって良さそうです。

その一方で、まだまだ配信はブルーオーシャンなので売り手的にはチャンスがありそうですし、
聴き手的には格安で音源を買えるのを利用して友達に広めるというやり方に使えます。

一概にCDが良い・配信が良い、というわけではなく、今のところ使い分けが大事なのでしょうね。

余談ですが、LIPHLICHとかノクブラ、Prime Musicでサービス配信されていないだけで
MP3配信という形でダウンロード購入はできます。アルバムを持っているひとがシングルのカップリングだけ拾うのに良いです。

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