ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

初心者DTMerの皆さん!ブログもいいけど音楽雑誌もね!

      2016/11/28

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「タダより高いものはない」みたいな話の読み物です。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

ときに初心者DTMerを自称していて、弊ブログのようなDTMっぽい記事がまとまってるサイトをよく閲覧されるそこの貴方、あるいはTwitterにあるTipsを片っ端からいいねする貴方、どうでしょう、参考になってますでしょうか。

わたしを含め、個人が書くブログというのは「個人が書く」が故にいろんな話を見ることができるのが特長ですが、一方でその情報の確度であったり読みやすさというのはサイトに寄ってブレが生じます。
なので、「ただで読めるブログ記事」に依存しまくるのは視野という観点では確実であるとは言い難い可能性があります。

それを回避するためにはインプットを色んな所から拾うようにしたり、あるいはプロに話を聞けそうならそうするなどして、情報の精度を上げていくことが有効です。

そこで、本記事ではインプットの多角化のススメということで音楽雑誌読んでみようぜという話をしてみます。

あえて個人ブログやネット情報ではなく音楽雑誌を使うメリット

で、これだけ情報が溢れかえっている中、あえて音楽雑誌を参考にする意味とはなんでしょう?ということについて考えてみました。

組版が綺麗で読みやすい

当たり前ですが雑誌は組版が非常に綺麗です。

組版・図の使い方が綺麗

組版・図の使い方が綺麗

組版が綺麗ということは読みやすいということです。ブログの文章は個人の文章力やサイトデザインの能力(テンプレートの選ぶセンス)に依存してしまうところがあるので、場合によっては異様に見づらくなることがあります。

弊ブログも比較的文章量が多いので、もしかしたら人によっては読むのが苦しいこともあるかと思います(行間とか文字サイズ、配色は結構気を使っているつもりですが)。

また図の入れ方と図のデザイン性の高さも雑誌のほうが遥かに見やすい場合が多いです。個人ブログはこちらも個人の図の入れ方とか作図センスに依存してしまうので、スクリーンショット程度ならともかく、図解するために新たに書く場合わかりにくくなるパターンがあります。

編集・校閲が入り、記事のレベルが高くなりやすい

個人ブログと異なり雑誌はかなり多くの人が制作に関わっているので、読みにくい文章は徹底的に直されます。「編集」というお仕事ですね。

また先程の図の例で言えば、個人だと「めんどくさいからいいや」が通用してしまうのですが、雑誌の場合仕事なのでそれは許されないでしょう。こちらも個人だと一方的にゴーできるのですが、雑誌だと誰かが止めるので一定量の完成度は保証されることになります。

たとえばこちら、Sound Designer2016年2月号のドラム打ち込みの記事なのですが、わたしにここまで細かく図を入れ込むエネルギーはありません。やっぱり凄いです。

サンデザ2016年2月号の例

サンデザ2016年2月号の例

プロがお金貰って書いている

玉石混交の個人ブログに対して、雑誌は間違いなくプロが書いているというお墨付きがあります。

この場合の良いところは、プロの使う機材やその使い方をトレースできること、またエンジニアであれば確かな実績からくるハウツーが載っていることが上げられます。言い換えると、プロが言ってるんだからほぼ間違いない情報であるといえます。

プロのインタビューからコツを盗む

プロのインタビューからコツを盗む

個人ブログは、たとえばわたしなんかそうなんですけどよくわからない人が書いている場合その情報の「おすみつき」度合いが保証できないので、その点は注意しないといけません。

ただ、最近はオウンドメディアという形態が流行ってますので、個人ブログでもプロの作曲家・エンジニアが書いている場合が少なくありませんね。これについては筆者の肩書きを確認すればよいかと思います。

企業のオウンドメディアはありかも

じゃあ、裏を返せば前述の条件を満たしているネット上のサイトであればそれなりに情報の確度が高いということができます。

その条件を満たすサイトは、大雑把に言ってしまうと企業が運営するブログです。welqみたいなのはおいといて

企業が運営するブログは製品の魅力を伝えて製品を買ってもらうという広告的な側面がありますので、変なことを書くことはできませんし、丁寧に説明する必要があります。また、個人で書いているのではなく、(昨今は炎上もあるので)なんらかの校閲が入っているのは確実です。そのため、個人ブログよりも信頼性の高い情報が書いてある可能性が高いです。

企業ブログの例: MI BLOG | Media Integration, Inc.

その一方で、好き放題書ける個人ブログと異なり、広告的な側面が仇になるパターンがあります。

はい、おわかりの通り自社で扱っている製品の悪いところを一切書かないんです。これのせいで妙に情報が偏って肝心な問題点がぼやけることがあります。

これについては、それこそ個人のレビューなんかは割と包み隠すこと無く書いていることが多いので、そういうときには個人ブログの記事が威力を発揮することでしょう。
(参考記事: 超小型・高音質モニタースピーカー「EVE AUDIO SC203」レビュー)

そういう意味では、音楽雑誌もスポンサー依存なので、機材の話については絶賛しかしない点に気をつける必要があります。

まとめ

はい、というわけで個人ブログ特有の「ブレ」に着目した際の音楽雑誌のアドバンテージと、一方でちょっと広告っぽいからそこは個人ブログのほうがいいよ、という話でした。

他愛もない話でしたがいい加減な情報を書かない・読みやすいという点では雑誌と企業メディアのほうが平均して有利かなーという印象はあります。

ただし個人ブログが全部ダメという意味かといいますと当然違いまして、先にも述べましたようにプロがちゃんと書いているブログもありますし、ハイアマでもいい感じのブログはたくさんあります。内容にばらつきがある点だけ留意しましょう。それに対して雑誌は平均的に安定しています。

何が言いたいかというと「自分の頭で考えてますか?」というよく言うアレなんですけれども。もちろん弊ブログも含めて。

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