ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

絵師やDTMerにMacを薦めるとしたら「バックアップの楽勝さ」だよね

   

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要するにTime Machine最強って話です。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

ときどきSNSで見かけるんです、「うわーHDD飛んだー!」っていう同人屋さんの悲鳴。
わたしは幸いにしてそのような経験はないのですが、いつ自分もそんな目に遭うかわかりません。

というわけで転ばぬ先の杖として対策をしてあるのですが、その対策が割とMacの機能依存だったことに気づいたので、こういう観点でMacはいいところがあるよ、という小話をしてみようと思います。

データのバックアップのやりかたいろいろ

「うわーHDD飛んだー!」事件を回避するために効果的な方法といえばバックアップですね。

さて、バックアップといっても、やり方が色々あります。とりあえず広義的に「データが吹っ飛んでも助かる方法」と定義して、簡単におさらいです。

システムの復元(Windows)

Windowsだと、「システムの復元」というものを使うとある地点の状態に復元することができます。
「間違えてファイルをふっ飛ばした」という場合ですと、これで対策ができますね。

121ware.com > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 011250

しかし、この方法の難点は1個のHDDでやっちゃうとディスクごと死んだ時意味がない点。メンテナンスには使えますが、片手落ちな感じがあります。

RAID

聞きなれない単語かもしれませんが、「RAID」という仕組みがあります。

RAID – Wikipedia

RAIDにもいろんなのあるので一言で大雑把に言うと、「データを複数のHDDに並列に書き込んで、1個くらい死んでも大丈夫にしておく仕組み」です。「冗長化」とか言ったりします。

……なんかすごそうですけどピンとこない方が大多数ですよね?実際サーバーやメインフレームなど絶対にデータが吹っ飛んではならない装置に搭載したりする機構です。

もちろん専用のソフトウェアなどを使うと個人でも使えますし、非常に強力で環境を選ばないので、実際大事なデータを保護するのに使っている方もいらっしゃいますが、DAWやらお絵かきソフトの操作に苦戦する人が挑戦するべきことではないかと思います(わたしも食わず嫌いしてやったことありません)。

普通にコピー

はい、複数HDDを用意して、サブのHDDに頑張ってコピーする方法です。原始的ですが確実でわかりやすいですね。

まあこれでも良いっちゃ良いんですが、

  • めんどくさい・時間がかかる
  • 習慣づけられない
  • コピー中ほかのことできない

といった問題により絶対続かないのでやめておいたほうが良いです。


さて、上記の方法、ユーザー側として色々面倒が想定されることがわかりますが、実はMacを使うと死ぬほど簡単にバックアップを自動で大量に取れます

Macだと超簡単にバックアップできます

というわけで何がどう死ぬほど簡単なのか、Macユーザーの方だと今更感ありますが、Windowsの人にどーだすごいだろーってやるために説明します(何なの)。

OSレベルでサポートしている

バックアップをOSレベルでサポートしています。

Windowsでシステム的なちゃんとしたバックアップをやろうとすると小難しいソフトを使わないといけないんですよね。それこそOS専用の特殊な領域の保存とかしようとすると特に。

ところがMacは「システム環境設定」からさくっとバックアップメニューを出せます。

こちらの「Time Machine」というやつ。これがバックアップシステムです。超簡単なので次節でお話しましょう。

Time Machine

Time Machineでどんどん自動バックアップ

Time Machineとは何か?バックアップシステムの名前です。

開くとこんな画面が出てきます。

Time Machine設定画面

わたしのはもう設定しちゃってるのであれですが、ここで「ディスクを選択」を押下しますと……

ストレージ選択画面

バックアップを保存しておくストレージ(HDD、SSD、今Macにつながってるやつが全部出てきます)を選ぶ画面になります。
で、選んだらバックアップシステム稼働開始するので、あとは放置でOKです。

どういうこっちゃって感じですが本当にこれだけで、あとはTime Machineさんがいつのまにかこまめにバックアップを作って、さっき選んだHDDにどんどん保存しておいてくれます。

ディスクが一杯になっても面倒はありません。超古くて復活させてもしかたないデータを消して、できた空き領域にまた作っていくだけです。

ですので先程書きました通り、1回設定したら完全放置で勝手にバックアップ環境完成します。

復元も超簡単

復元も簡単です。時間単位でかなり細かく巻き戻すことができますので、「プロジェクトファイルが吹き飛んだ」などのパターンにも威力を発揮します。

例えばFinderの状態を過去に遡るなんてこともできます。
こんな感じでタイムマシンっぽい画面を出せて、日時を選択して「復元」したらその状態で復元されます。

復元画面

OS起動時は「Command + R」を押しながら起動するとリカバリー起動できるので、まるっと復元も簡単ですね。

適当な外付けハードディスクでOK

さて、Time Machineと聴いた時、たぶんこれ↓を想像するんじゃないでしょうか。

確かにわたしはこれ(Time Capsule)使ってますけど、理由は丁度無線ルータとハードディスクが両方欲しかったからであって、はっきり言ってバックアップ用途にするには高いです。

無線ルータついてないバージョンでも2TBで2万円くらいした気がします。今のHDD相場考えたら高すぎます。

……が、先ほど紹介したTime Machineはその辺の外付けハードディスクでも使えますので、適当に1万円以下のUSBハードディスクを用意してくればOKです。

これなんか2TBで8,000円切ってますね。いい時代です。ストレージは最初にフォーマットしてしまえばWindowsもMacも関係ないので、適当に選んでOKです(とりあえず上のやつはメーカーが公式にサポートしています)。

まとめ

ちょっと大げさに書きましたけど、Time Machineを使うと簡単にバックアップつくりまくりだよどーだすごいだろーという話でした。

Windowsは7あたりから画面のインターフェースとかブラウザは相当洗練されてきて良いOSなんですが、10になってもその辺が弱い印象です。といいつつDropBoxをバックアップに使うというアイデアもあったりしますが。

もう今や「クリエイティブならMac」なんて言葉は前時代的なものになってしまっていますが、一応こういうアドバンテージがあるんだよー、ということを頭の片隅においていただければ幸いです。

あ、もちろん落とし穴もあるので気をつけて!
(関連記事: 「Macで同人音楽活動」に憧れる人が気をつけるべき3つの落とし穴)

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