個人的にMacでのDTM作業に必須なMacアプリ4選
2017/01/31

音楽のタグ編集、トラックパッド最適化、エンコード、作業集中において必携のMacアプリを共有します。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。
わたしもMacを使い始めて5年くらいになりますが、App Storeで有志が配布しているアプリとか、サイトで公開されているフリーのアプリが結構役に立つので重宝しております。
で、この度は「そういえばずっと使ってるけどブログに書いてなかったなぁ」というものについて簡単に共有しておきたいと思います。やっぱりこういう情報はオープンにしないとズルいですからね。
目次
必携!Macのアプリ4選
タイトルにありますように「DTMの作業」にフォーカスしたとき、非常に有用なアプリの紹介になります。
mp3のタグ編集→Music Tag Edit
音楽ファイルのタグ編集なんですが、直感的に変えられたり、アルバム単位で一気に変える作業をやりたいと思って色々探しました(iTunesでもできますが、びみょーに使いにくくないですか?)。
そこで見つけましたのがこのMusic Tag Edit。
インターフェースはこんな感じです。
一通り英語で出てますが日本語でも入力できます。「Title:」とか「Artist:」等の箇所をいじるって「Save as」で保存するとタグが反映されます。
アルバム単位の操作をしたい場合は「Edit All Items」から編集できます。とっても簡単です。
「Export to iTunes」を押すとiTunesのライブラリに追加されますので、自作の音源をとりあえずタグ付けてiTunesで試聴したいときに便利です。
トラックパッドの操作性向上→BetterTouchTool
これ、MacでMagic Trackpadを使っている方ならば絶対に外せないアプリです(有料)。
BetterTouchTool, BTT Remote, BetterSnapTool and more – Great Tools For Your Mac By Andreas Hegenberg
こんな感じで、「トラックパッドをこう操作したら、こういう挙動をする」というのを個別に設定できます。
Macの「システム環境設定」では設定しきれないような多彩な機能を設定することが出来ます。
中でも強力なのはアプリ単位で設定できるのとキーボードショートカットで、上手く活用するとDAWのショートカットをトラックパッド操作で行うというハックが可能です。
この他、ブラウザのタブ周りの操作をBetterTouchToolでアサインすると、右手だけで快適なインターネットができるようになったり、応用の範囲は色々あります。これがないとMagic Trackpadの真の力を引き出せないと思うくらい必携です。
音楽ファイルのエンコード→XLD
現在、エンコード形式は環境によって様々なものがあります。販売サービスに委託する場合はあんまり考えなくていいのですが、mp3で渡したりロスレスで渡したりする用事がある場合や動画に埋め込む場合、エンコードは自力で行う必要があります。
そんなとき役に立つのがこちらのXLD。
X Lossless Decoder: Lossless audio decoder for Mac OS X
なにが素晴らしいって、最初に設定さえしちゃえばDockに置いといてドラッグアンドドロップしたらエンコードされるんですよね。簡単楽ちんで良いです。
エンコード形式も色々対応しており、まあ大体欲しい形式にエンコードできますので、これで形式別にいろんなエンコードソフトを用意しないといけない悩みから開放されました。
作業の集中→Be Focused
最近(2017年1月)導入しまして非常によろしい成果を上げているので個人的におすすめしたいアプリがこちら、Be Focused。
なにができるかというとタイマーアプリなので時間の管理だけなんですが、その特長がポモドーロテクニックに特化しているということ。
ポモドーロテクニックについてはLifeHackerの参考記事を読んでいただくとして(参考: 今日から始める生産性アップ術。ポモドーロ・テクニック再入門ガイド | ライフハッカー[日本版])、25分作業→5分休憩のメソッドに則った形でタイマーが動いて通知を飛ばしてくれるので、管理が非常に簡単になります。
もちろんこのタイマー単体では「DTM作業において何する」という説明ができませんので、それについては以下の記事を併せてご覧下さい。
(参考記事: 集中力を高めたい同人クリエイターが今すぐやるべきたった1つのライフハック)
まとめ
そんな感じで、音楽ファイルの取扱とかインターフェースの操作、集中力の維持といった「DTM作業の裏方的な観点」で今のところ必須になっているMacアプリをいくつか紹介しました。
単に作業するだけでもやはりショートカットできるところはショートカットすべきだと思いますし、その結果生産性が上がればハッピーです。もし何らかの工夫が求めている方がいらっしゃいましたら、一助になりましたら幸いです。