ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

iZotope DDLYを使って怖い音色を作るチュートリアル

   

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ごきげんよう、蟻坂(4risaka)です。

ICONさんMelodealerさんで「iZotope DDLYが期間限定無料配布!」と紹介されているのを見まして、
普段タダでも要らんもんは要らんスタンスのわたしなんかは
いつものように「ふーん」とスルーしようとしたところなのですが、
今回は品物にびびっと来るものが合ったので、ダウンロードして試してみました。

iZotope DDLY

ddly0
「DDLY」は、マスタリングスイートOzoneで有名なiZotope社から出たディレイプラグインです。
もともと有償プラグインらしいですが、$49のところを3月10日まで無償配布らしいです。

このDDLY、飛び道具系グラニュラー/ディレイということで
明らかに普通に使うディレイじゃないな、というのが読み取れます。
探してたんですこういう変なプラグイン。

というわけで、以降変な使い方をしてみたのでその結果を書きます。

実験音源と設定例

はい、まずこちらの音源をお聞きください。
何の変哲もない玩具の鍵盤ハーモニカの音です。
スケール何も考えず直感で打ち込んだので、変なメロディですが気にしないでください。
リバーブと音量調整以外特に何のエフェクトもかけていない状態です。

今回はこのメロディにDDLYを適当に設定して挿しこんでみます。
まず準備したDDLYのFXチャネルを用意しまして、
ddly2
もとの音源のトラックから適当にセンドで流し込みます。
試行錯誤したところ、単一トラックなのもありますが
かなり大きく-4dBも突っ込んじゃったほうが心地よかったです。

で、トラックをループ再生しながら、
DDLYを極めて直感的に設定します。
ちなみに本当に変なディレイなので、以下の特徴があります。

  • Grain Modeとかいうモードが有る
  • ディレイ成分のピッチを変更できる
  • ディレイが2系統ある
  • ローパス・ハイパスフィルターがある
  • ディレイがかかるしきい値を設定できる(Intencityツマミ)

その他ドライ/ウェット切り替えとかタイムのBPMシンクとか
標準的なディレイにありそうな機能はありますが、
勉強して説明するのもおもしろくないので、適当にいじりました。

画面上のツマミで設定する成分のフィルター

画面上のツマミで設定する成分のフィルター

画面下のツマミで設定する成分のフィルター

画面下のツマミで設定する成分のフィルター

以下の様な設定に決まりました。

  • 2系統をGrain Modeにする
  • 片方のタイムを300ms、もう片方を1/√2倍して212msにする
  • 画面上で設定できる成分は、Pitchを思いっきり下げる
  • 画面下で設定できる成分は、その逆(上げる)
  • 画面上で設定できる成分にローパスフィルターをかける
  • 画面下で設定できる成分は、上側と被らない程度のハイパスフィルターをかける
  • Intensityは波形の1/5程度にかかる程度に設定する
  • Feedは2系統とも70%、Mixは2系統とも50%
  • Sizeは両方300ms

長々と書きましたが、
再生しながら適当に弄るほうが面白いとおもいますので
皆さんがお使いになる際は音源に合わせて色々試してみてください。

実験結果

はい、以上の設定を行いました結果がこちらになります。
いい感じですね!
今回の実験はオートメーションは一切使わず、
先ほど示しましたとおり直感的に設定をこねただけです。

したがいまして、
汚し系エフェクト(たとえば同じiZotope社のTrash)やモジュレーションを組み合わせたり
オートメーションで複雑にピッチを操作するなどすると
更なる可能性を期待できます。

まとめ

というわけで、珍しく飛びついた変なディレイのフリープラグイン
「iZotope DDLY」の紹介でした。

中々使いにくいかもしれませんが、わたしの場合作風に直撃する使いやすさだったので
今後思い出したらどんどん使っていきたいとおもいます。

興味がわきましたら公式サイトからアカウントを作成して
ダウンロード→もらえるシリアルコードをライセンス認証 という手順を踏むことで
使用することができます。
ご覧のとおりMacでもばっちり使えますし、おすすめです。

iZotope DDLY

ちなみに公式チュートリアルを記事書き上げてから発見したので、
劣化コピーみたいな内容になってたらすみません。てへぺろ。

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