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めんどくさがりの自分がギターを挫折しないように心掛けた3つの邪道

   

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なんだかんだで続いてるので、ちょっと変なやり方を色々共有します。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

楽器の「挫折する」「飽きる」リスク

楽器を弾ける人ってみんなかっこいいですよね。で、影響されて自分も始めるわけですが、これが思うように行かなくて結構詰まるということが皆さん体感したことがあると思います。
場合によっては誰に影響されるでもなく「自分の音楽に必要だから」「楽器もらったから」という動機で始められる方もいらっしゃるかと思います。

さて、ある程度弾けるレベルまで持っていくのは結構難しいもので、わたしも速弾きとかバリバリできるかっていったら大してできません(HR/HM畑のくせに)。で、そうなると弾きたい曲が全然弾けなくてモチベーションが下がるとかして挫折が見えてくるんですよね。
これが怖いところです。そうじゃなくても、ギターなら「Fが難しい」とか色々挫折要因があったりします。

ならばせめて挫折してギターを放ってしまわないように日々継続、習慣化して、ちょっとずつでも飽きずに続けるようにモチベーションを保っていくしかありません。あとは淡々と練習して頑張って目標の曲に辿り着くまでです。

というわけで、めんどくさがりで楽したがりなわたしが迫り来る挫折リスクから身を守るためにやっている非常にユルくて邪道なことを3つほど共有します。

挫折しないためにやったこと3つ

根幹にあるのは一般論や既成概念を全部無視するということです。

その1: 環境を最適化して速攻で練習開始/終了できるようにする

こちらは以前に紹介しましたが、自分が何故練習をサボりがちになるのか?を考えた時に準備がめんどくさいからというのに辿り着いたのがあります。ということで練習環境をソフトウェアベースで超コンパクト化しました。
→ 【実機アンプやエフェクターは不要!PC/Macによる超コンパクトギター練習環境のススメ

これによってソフトを立ち上げてギター抱えたらすぐ練習できるようになりましたので、スキマ時間にさっと開始してさっと終わることができるようになりました。

また、メンテナンスもなるべく楽して練習から遠ざからないようにすることを考えました。
具体的にはElixirの弦を使って弦交換の頻度を落とすことをしました。メンテがめんどい→状態が悪くなる→弾かなくなる という流れを防ぐためです。ボディは思いついた時に適当にクロスで拭いています。
弦交換は1回始めたら最後までやりますので、そのときに指板やボディの拭きにくいところの手入れもやってしまっています。

あとはそうですね、フロイドローズトレモロ搭載のギターを使わないのは徹底しています。めんどくさいの最たる例ですから。

その2: 気合入れて1時間とか練習しない

これ、プロのギタリストのインタビューなんかを雑誌で見ると大体書いてますが「1日n時間練習しろ!」というやつ。これに抗います。
大体ギター自体趣味であることに加えわたしは多趣味でいろんなことを1日にやるタイプなので、ギターだけ数時間も構ってられません。また、「ギターをn時間弾かなければならない」という強迫観念がモチベーションを叩き潰すので結果として悪影響を及ぼします。

というわけで何をやったかというと朝とか夜のスキマ時間に30分くらいとか15分とかすごいてきとーに練習します
といっても、前述のように環境は最適化してあるので、開始5秒でTab譜とアンプセッティングが完了している前提です。これくらい高速化できるとスキマ時間でも密度の高い練習ができます。

教材は基礎練習が好きなので、そういう短時間練習に特化した教材を用意して使ってます。

あと、「これだけ順番にやってればいい」系のフレーズ集もおすすめです。何も考えずに今日はこれをやろう、を延々繰り返すだけでOKなので迷いません。

ただ最近は紙の教材を開いてページ固定するのすら億劫なので、アプリ使ったり電子書籍使ったりしてます。地獄シリーズは1フレーズ8小節なので、JamVOXに読み込んでひたすらリピートしたら15分でもかなり弾けます。
(関連1: 【【レビュー】ギター教則本「地獄シリーズ」がスマホアプリになった!】)
(関連2: 【スマホをマルチエフェクター兼教則本にしてギターの練習をする】)

最初の頃は50%再生でも満足に弾けないんですが、15分だと弾けなくてイライラしてきたあたりでタイムアップするのでそれはそれで気楽です。
そして、よくわかりませんがある日突然そこそこ弾けるようになるので、それが訪れる日を信じて弾けないなら弾けないなりにてきとーに切り上げててきとーに続けます。あとでなんとかなると思っていれば楽なもんです。

その3: いいものを使う

陥りがちな謎の自律の一種に初心者は安いやつからというのがありますが誰に言われてるわけでもないのでいいもの使いましょう。
もちろん予算は限られていますが。

ギターは安すぎるとオクターブチューニングが合わなかったりしてそもそも楽器として成立してないので練習以前の問題になります。楽器が悪いせいでモチベーション落としてたらもったいないじゃないですか。
個人的にはPacificaが全体的に安定しているのでおすすめです(関連: 【ギター初心者・初級者にYAMAHA Pacificaをおすすめする3つの理由】)。ロックペグで弦交換も楽ですし。

ちなみにわたしが使っているE-II MYSTIQUEはわたしの腕前と一般論を照らし合わせると相当オーバースペックです。でもかっこよくて良い音が出るのでやる気が出ます。

あと盲点ですがメンテナンスが楽になる道具は投資したほうが良いと思ったりします。
→ 【機材オタクのわたしが最終的に選び抜いた8つの必携ギターメンテナンスグッズ

番外編: パンチインと打ち込み

制作にギターを使いたいが目標とする腕前に達してなくて駄目だ、というフラストレーションがある方もいらっしゃるかと思います。
そういうときはパンチインを使いまくるとか打ち込みを混ぜるというスーパー邪道もいいんじゃないでしょうか。

もちろん不自然になりすぎないように工夫する技術が必要になってきますし、特に下手に打ち込みと合わせるならリテイクしまくっても手間的には一緒でしょう。というわけで正直応急処置的な部分があるは否めないのですが、心が折れるより遥かにマシです。
回避策であることが重要なのです。

まとめ

という具合に練習環境の最適化とユルい練習を良い感じのギターでやるとわたしの場合なんとか今まで続きました。亀の歩みですが少しずつ上達している実感はあります。

特に2番めの「あんまり気合入れて練習しない」というところがポイントです。基本はユルくやって飽きたりイライラしたらやめるスタンス、愉しかったら何時間でも続けたくなると思いますので、そのときは自分の気持ちに正直になると良いと思います。

ただしこれ、プロ志向の人だと相手の要求に答えないといけない以上甘えたこと言ってられないと思いますので、また話が違ってくると思います。その場合モチベーションの源泉は「執念」でしょうか。

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