ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

フロイドローズ(ロック式トレモロ)搭載のギターを楽にチューニングできないか調べてみた

   

スポンサードリンク

フロイドローズだって楽できないことは無い気がします。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

最初に断っておきますが、わたしはフロイドローズ搭載のギターを持っていません
というかめんどくさいから食わず嫌いしているのですが、いつものように「楽できないの?」という発想で色々調べて
想像で書いた記事になります。ご了承下さい。

フロイドローズのギターはめんどくさい

エレキギターのブリッジに、「フロイドローズタイプ」というものがあります。

ナットとブリッジの両方で弦を固定することで、
他のブリッジに比べたチューニングの安定性の確保と、
トレモロアームによる激しいアーミングを可能にした機構ですね。

で、このフロイドローズブリッジ、
演奏性の幅とかチューニングの安定性は確かにいいものだとおもうのですが、
色々とめんどくさいです。

チューニングがめんどくさい

こちらの動画にフロイドローズのチューニング方法が紹介されています。

このように、6弦をチューニングしたあと別の弦をチューニングしにいくと、
その弦のテンションでブリッジが引っ張られた分、6弦のチューニングが再び狂います。

もちろん他の弦も例外ではないため、
「6弦→5弦→4弦→3弦→2弦→1弦→再び6弦→……」と
安定するまで何回も合わせる必要があります。
これがステップ1

ステップ2として、大体合わせたらロックナットを締めて、
そのあとにブリッジ側の「ファインチューナー」を使って
またまた全ての弦の微調整を行う必要があります。

精密に調整した上でブリッジとナットの両方でしっかり固定するので
一回チューニングを決めると早々狂わないんですがめんどくさいです。

オクターブチューニングもめんどくさい

オクターブチューニングはもっと凶悪です。

通常のハードテイルタイプのブリッジの場合、適当に緩めてから
サドルの調整をする程度なのですが、
フロイドローズタイプの場合なにせ弦が固定されているので、

  • ロックナットを外す
  • 弦を緩める
  • サドルを調整する
  • さっきのめんどくさいチューニング

というめんどくさいの多重構造となっております(意味不明)。
しかも一発で合うことはなかなかないみたいなので、何度も何度も行う必要があります。しかも6弦分。

だいたい弦交換のタイミングにこれやらないといけないのかなーと考えると
なかなかツラいという印象です。


というわけで、常々申し上げておりますが
「めんどくさい」は全てのモチベーションを破壊する元凶であるため、
これを解決する手段について調査してみました。

フロイドローズのめんどくささ解決手段

完璧なソリューションではなさそうですが、
少しでも楽にしたいので調べた結果、2つのツールが出てきました。

チューニング→Polytune

Polytuneは、複数の弦を同時にチューニングできるチューナーです。
6弦分一気に音程が表示される特長があります。

TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / PolyTune 2 | サウンドハウス

さきほど、格弦を順番に、無駄に丁寧に作業しないといけないめんどくささについて説明しました。
Polytuneを使えば複数弦を同時に表示してくれるので、
例えば5弦のチューニングをした結果6弦がまた狂ったことは、ストロークするだけで同時にわかります。

ということは、順番にチューニングしていくのではなく
「6弦→5弦と6弦→4弦と5弦と6弦→……」みたいに効率的なチューニングができそうです。
少なくとも「1弦から6弦にまた戻る」という体感的にイヤな要素を排除できることが期待されます。

ちなみにPolytune、ミニエフェクターや普通のエフェクターのほかにiOSアプリがあります
宅録系のアンプシミュレーター使いの場合のように、こちらのほうがコンパクトに収まる場合もあるとおもいます。

PolyTune

600円
(2016.04.01時点)
posted with ポチレバ

オクターブチューニング→HollowPoint

オクターブチューニングについてですが、HollowPointというパーツで楽できるかもしれません。

これを使うとファインチューナーのビスを固定してくれるので、
フロイドローズのオクターブチューニング特有のサドルの引っ張りによるチューニングの変化を抑制できます。

そうなるとただのハードテイル系ブリッジの調整と変わりませんね。
しかも手で回せるので操作も簡単でいい感じです。

販売元のBlack Cherry USAは、「BLITZ」というメソッドを動画で公開しています。

やりかたはこちらの記事が詳しいです。

Hollow Point (R)のインストール | 誠システム

とまぁ便利そうなんですが、取り扱っている国内のお店が少ないのと、
もともと搭載されたギターがなさそうで、パーツ交換前提であるところは注意かもしれません。

まとめ

というわけでチューニング周りの最適化について調べてみました。

もちろん「弦のボールエンドを切る」とか、「チューニングをとっさに変えられない」とか、
「クロスを挟まないとブリッジが傾く」とか、
まだちょっとめんどくさいポイントが拭えてない感じはあります。

しかし、フロイドローズタイプのメンテナンスにおけるボトルネックであるチューニング周辺について
改善できそうだなーという手応えは感じられましたでしょうか。
まだちょっとめんどくさいというか本質的な部分は改善できてなさそうでしょうか。うーん。

……個人的にフロイドローズの食わず嫌いを克服して新しいギターを手に入れたいので、敢えて向き合ってみました。
Polytuneが7弦に対応してないのが個人的に致命的なので、まだ様子見です……。

 - 創作, 機材 , , , , ,