DTMの有益なTweetが消されても見られるようにしておく方法

Evernote Web Clipperを活用します。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。
Twitterを眺めていると、様々な有益なTipsが目につくことかと思います。
そんなとき、皆様はよく「いいね」をしておいて、あとで参照できるようにしておくことでしょう。
しかし、TwitterはTweet主が元Tweetを消したら見えなくなるという仕様であり、
いくら有益なTipsのTweetを「いいね」して集めておいても、その閲覧権限は元Tweet主の手のひらの上にあります。これでは、後から参照したときに見られる保証がありません。
そこで本記事では、「Evernote Web Clipper」を活用した有益なTweetのスクラップ方法について共有します。
目次
Evernote Web Clipperとは?
まずEvernote Web Clipperについて。
WebページをEvernoteにまるっと保存するツール
メモサービスEvernoteは有名なので皆さんご存知かと思います。なんでもかんでも保存して放り込むことができる便利ツールです。
さて、これに登録してある前提で、Webページを丸々メモしたくなったという用事は実のところ結構あります。
Evernote Web Clipperは、それをボタンひとつで容易に行うための便利な拡張ツールとなっています。
ブラウザ拡張がある
Webページの保存という目的である都合、ブラウザとの連携は欠かせません。
以下のダウンロードサイトから、Chrome、Firefoxなどの主要ブラウザ向け「Evernote Web Clipperブラウザ拡張」をダウンロードできます。
Evernote Web Clipper | Evernote
以下、このEvernote Web Clipperをインストールしてある前提で、「有益なTweetのスクラップ方法」について説明しますので、何はなくともとりあえずインストールしておいてください。
インストールすると、ブラウザの右上にEvernoteのアイコンが現れるはずです。
Evernote Web Clipperで有益なTweetをスクラップ
さて、それでは実際にスクラップしてみましょう。以下はChromeの場合ですが、他のブラウザでも基本操作は同様です。
TwitterのWebページを開く
まずTwitterのWebを開きます。そして、スクラップしたいTweetの詳細ページを開きます。詳細ページは、Tweetの日付をクリックすると開くことが出来ます。
Evernote Web Clipperを開く
ブラウザの右上あたりにEvernoteのアイコンが出ているはずですので、これをクリックします。
初回だとログインを促されると思いますので、事前にEvernoteに登録しておいて、登録時に使ったメールアドレスとパスワードでログインします。
キャプチャモードに移行しますので、ツイート全体が明るくなっていることを確認して保存します。このとき、タグを一緒につけておくと後で検索しやすいです。
Evernoteで確認
EvernoteのWebかクライアント(クライアントのダウンロードはこちら)を開いて、スクラップしたTweetがそのまま保存されていることを確認します。
このTweetはそっくりそのままコピーされてEvernoteに保存されているので、元Tweetが消滅してもEvernoteさえ開けばいつでも確認することができます。
したがいまして、最初に述べたような「有益なTweetがTweet主によって消されて探せなくなった」という問題が解決できることになります。
気になったTweetはさくっと「いいね」したくなるもんですが、こんなふうにEvernoteにスクラップしておくと保存が効くので便利です。また、タグなどで検索がしやすいのでTwitterにいいねを溜め込むより合理的かと思います。
まとめ
そんな感じで、Evernote Web Clipperを用いた有益なTweetの保存方法でした。
なんとなくお察しの通り、Web ClipperはWebページ全部に使えますので、ブログ記事やニュース記事のスクラップにも使うことができます。これらもTweetと同じで、サイト管理者のさじ加減ひとつで消滅する可能性があります(もっとも、こちらはWebArchive.orgで結構簡単にサルベージできますが)。
便利なサービスを使いこなして、情報を上手く整理整頓できるようになるとクールですね。