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ステップ入力派が選ぶ、設定してでも使いたいCubaseのショートカットキー10選

   

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派手なタイトルですが、ただ単に便利すぎて指が勝手に動くレベルで暗記しているショートカットキーの紹介です。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

DAWのショートカットキーを覚える

DAWのショートカットキー、使えるようになると作業速度が倍以上にあがります。
というのは、言うまでもありませんがマウスポインタを該当の箇所に持っていくよりキーボードをぱしっと叩くほうが素早いからです。

また、その中でも操作の頻度が高いものについてはショートカットキーを使えるのと使えないのとでは完パケまでのスピードに影響するレベルで差がでます。いやいやほんとに。
そのため、ショートカットキーを使えるようになるのは大きなアドバンテージとなります。外部機材が必要ないのもポイントです。

そこで、おすすめのショートカットキーをまとめた記事……は以下のように多くの方が書いていらっしゃいます。
これだけは覚えたい!Studio One 3 Primeの使えるキーボードショートカット | DTM MATRIX
Cubaseの作業効率が上がる便利なショートカット17選: 音楽素材屋 MoppySound

ので、あくまで個人的にわたしがおすすめする、それこそ独自に設定してでも使えるようになったほうがいいショートカットキーについて紹介しておこうと思います。基本操作に関するものがほとんどです。
タイトルにもありますとおりCubase限定です。理由はわたしがCubaseしか使ってないからです。

個人的おすすめショートカット10選

あ、ショートカットキーと申し上げましたがマウスも組み合わせて使います。
また、Windowsの方は「Command」を「Ctrl」と読み替えて御覧ください。

1: ウインドウを閉じる → Command + W

ミキサーウィンドウとかピアノロールウィンドウを開いているとき、トラック画面に戻りたいときって結構有りますよね。
このとき、Command + Wで開いている(フォーカスしている)ウィンドウを閉じることができます。連打すると次々閉じます。最終的にプロジェクト閉じますので気をつけて下さい。

わたしの場合、「MIDIトラックのリージョンをダブルクリックしてピアノロールを開く→編集→閉じる」という操作が非常に多いので、ウィンドウをさっさと閉じれるのは非常に重要です。故に、Command + Wは外せません。

2: レガート(MIDI) → デフォルト設定なし

またMIDI関係で個人的にはずせないのは、レガート。レガートといっても音楽用語のアレとはちょっとニュアンスが違っていて、選択したMIDIノートを、次のノートの直前まで伸ばす機能です。

これを使うと、ステップ入力で一旦8分音符を指定して必要な音を並べ、伸ばしたい所を選択してレガート、というワザを使って少し効率化できます。
ステップ入力だと音価をガチャガチャ変えないといけないのがめんどくさかったりすることもあるので、割と音価変えないで打ってからレガートで一括変換することがあります。

ちなみに作業スピード単位だと実はステップ入力の音価を変えながら打った時とあまり変わらないのですが、気持ち的に楽なのがポイントです。鍵盤から手を離さなくて済みますし。

ただしレガート機能、デフォルトではショートカットキーが割り振られていないので新たに当てる必要があります。MIDI打ちメインの方には是非設定をおすすめしたいです。わたしは「Shift + W」に設定しています。
legato

3: プロジェクトの保存 → Command + S

はい、全ての生きとし生けるDTMerが絶対に覚えなくてはいけないショートカットキーです。Commandキーを押しながらSを押すと今開いているプロジェクトを上書き保存します。

悠長にマウスで保存ボタン押しに行ってたら不足の災害に対処できませんので、必ず覚えておくことをおすすめします。

4: Shift + マウスホイール → 横方向にスクロールする

トラックがある程度出来てくると、シークバーが横にながーくなりますよね。この場合の対処としてはCtrl + マウスホイールで横方向の拡大率を変えるというのもありなのですが、縮みすぎると見づらいのでわたしは全然使いません。

で、横方向のスクロールがスムーズにできたら、今述べました拡大縮小と合わせて快適にシークバーを行き来できるようになります。そのショートカットがこちらの「Shiftキー押しながらマウスホイール」です。
横方向にするする動かすことが可能になるので、スクロールが億劫ではなくなります。

別にDAWに限らずあらゆるソフトウェアで効くはずなので、Excelなど横方向に行く操作が必要なソフトウェアの場合、試してみてください。

5: プロジェクトの保存 → Command + S

やはりこれは外せません。プロジェクトの保存です。

ちなみに「Shift + Command + S」で「名前をつけて保存」になりますので、なんかの用事で別のファイルに分けておきたくなったときはこちらでもいいでしょう。
しかし、常用することを考えるとやはり先に覚えるべきはCommand + Sです。

6: Mixconsole → F3

ミックスコンソール画面、こちらも頻繁に行き来します。デフォルトでF3にあたっている(はず)で、これを押すとワンタッチでミックスコンソールが出てきます。また、他のショートカットと違ってトグルするので、ミックスコンソールでF3を押すとトラック画面に戻れます。結構便利。

ちなみにHHKB Pro BTのような特殊な配列のキーボードを使用している場合や、一部のノートパソコンのキーボードにあるパターンなのですが、ファンクションキー(F1~F12)が無いと面倒なことになりますので注意してください。当然ワンタッチではなくなります。
HHKB Pro BTの場合「Fn + 3」がF3キーに相当します。慣れれば片手で押せるのでそこまで大した負担にはなりません。

7: タップテンポ → デフォルト設定なし

頭のなかでなってるテンポがいくらだかわからんってことありませんか。そんなときにCubaseのタップテンポ機能が役に立ちます。
taptempo

が、デフォルト設定がないのですぐに開けないという難点があります。というわけで設定して使えるようにしましょう。

使用頻度が決して高いわけではありませんが、ショートカットキーにすることによって「プロジェクトを開いたときにとりあえずテンポ決める」とか「変拍子のときのテンポチェンジを制御する」というのを、なんとなくではなくタップテンポ機能を使って要領よく決めることができるようになります。
地味ですがおすすめです。

関連: Cubaseで、脳内で流れる曲のテンポ(BPM)を直感的にプロジェクトに反映する方法
わたしは「Shift + T」にタップテンポ機能を設定しています。左手だけでパッと押せる配置にするのがコツです。

8: プロジェクトの保存 → Command + S

そうそうこれを忘れてはいけません。プロジェクトの保存です。

以前「Cubaseが落ちても泣かないためにはどうすれば良い?」というテーマで記事を書いたことがあります。自動保存などの手段を紹介しておりますが、結局頼るべきはこまめな保存だということになりそうでした。
関連: 「Cubaseが予期しない理由で終了しました。」〜Cubaseが落ちても泣かないための対策(Mac版)〜

こまめな保存をいちいちマウスポインタ動かしてやってたらめんどくさくてやってられません。つまり「無意識のうちにこまめに保存している」という状態をつくるのが困難になります。
そのためにもショートカットキーはやはり必須です。是非息をするように使えるようになりましょう。落ちてからでは遅いのです。

9: プロジェクトの保存 → Command + S

Cubaseに限らず他のDAWでも忘れてはならない基本機能が「プロジェクトの保存」です。この機能およびショートカットはあらゆるDAWで共通しているはずです。

つまり、SONARもStudio OneもDigital PerformerもLogicもPro Toolsも「Command + S」でいつでもプロジェクトの保存ができます。すなわち、これを覚えておくとDAWを乗り換えても保存だけは即刻行えるというわけです。

覚えない手はありませんね。

10: ステップ入力&タイ入力 → デフォルト設定なし

ステップ入力をメインに使うので、この切替は絶対にショートカットキーである必要があります。確かデフォルト設定が無かったはずです(あったらすみません)。

こちらもMix Consoleと同様に1回押すとON、ONのときにもう1回押すとOFF、というトグル構造になっています。
リアルタイムレコーディングをメインとする人が録音のショートカットキーを、マウス打ち込みの方がMIDIノート周りの操作をショートカットキーでうまく制御するように、ステップ入力の場合はまずON/OFFを円滑にできることが重要です。

もう一つ外せないのはタイ入力。これは非常に強力です。詳しくは個別に記事にしてありますので合わせて御覧ください。
関連: Cubaseのステップ入力をグレードアップする「タイ入力」の設定

ひとことでいうと音価を伸ばすショートカットキーです。ステップ入力の難点は「音価を切り替えながら入力しないといけない」という点なのですが、タイ入力を使うことでそれを解消してテンポよく入力することができます。

このほか、ステップ入力についてはわたしの主力入力方法なので本当に色々最適化しているつもりです。こちらも個別記事がありますのでよろしければどうぞ。
関連: Cubaseのステップ入力を高速化するショートカットキーの設定

わたしは「Command + R」にステップ入力を設定しています。タイ入力は「Command + T」に設定してありますので、いずれも左手で快適に操作可能です。

むすび

いかがでしたでしょうか。1位は堂々の4票で「プロジェクトの保存」のショートカットでした。嗚呼、「10選じゃねーだろ」とか言って石を投げないで!

……さて、ここで抑えて頂きたいのはこれが便利らしいから覚えなきゃという話ではないということです。

たとえば楽器とかシンセ演奏によるリアルタイムレコーディング主体の方であれば、ピアノロール周りのショートカットはほとんど操作しないのであまり重要ではありませんし、その逆もしかりです(実際、わたしは波形操作周りは大してわかりません)。

みなさんの操作の目的に応じたショートカットの習得が最も効果的であり、そのためには都度ググるのが大切です。「あーこれめんどくさいなーショートカットで楽できないの?」と思ったらググってみてください。

そして、ショートカットがなければ設定画面から自分で設定して、ご自分に最適化したDAW環境を整えて、快適DTMライフを送りましょう。

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