ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

社会人の創作は、時間は1/10でも効率は10倍を目指す勢いで最適化すべき

      2017/03/02

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時間がないからこそ急ぐべきだと考えます。
「ユルく生きられない」という創作畑の果てで執念深く生きる人のためのライフハック的な記事を書きました。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

社会人には時間がない

表題のような通説があります。
実際そうだと思います。一般的なサラリーマン/OLで考えてみますと、

  • 何をやっても平日は確実に最低8時間拘束される
  • 時間外労働で最悪12時間以上拘束される、休日出勤もある
  • 通勤時間をとられる

などなど、様々な事情がおありかと思いますが、
多くの方にとって、平日の可処分時間は長くて3〜4時間がいいとこではないでしょうか。
ひどい場合だと2時間とれるかっていうのも聞いたことがあります。

そんな状況での創作

ということは、仮に2時間使えるとして、
平日は2×5で10時間。土日は6時間くらい取ったとして12時間。
合計22時間くらい使えます。

さて、学生さんは多分この2〜3倍は取れます
となると、同じだけ進めたとして学生さんは1週間で倍以上作品を進められるのです。
それだけアウトプットの数が変わります。注目される度合いもスキルの伸長度も違います。
必然的に交友関係の広がり方も異なるでしょう。

忙しいからってそんなことで遅れを取るの、なんか気に入らないって思いませんか。

こうしている間にもやる気のある学生創作屋さんはどんどん能力を伸ばし、
忙殺されている社会人に追いつき、追い越していきます。なんだか納得いきません。
細く長く、一歩ずつ確実にとかやってるうちに路傍の石ころ以下の存在になってしまうの、わたしはイヤです。
社会人になったからってスキルを磨く時間が取れないのもなんだかおかしいです。量も質も制作時間も全部欲しいじゃないですか。

というわけで、社会人になったからって遅れてらんない、学生に遅れを取らないスピードを維持するべきだという主旨で
1時間の質を上げて制作密度で学生に遅れを取らない方法をちょっと主張してみます。

社会人のアドバンテージを利用した効率化

お金があります。
こいつを最大限に利用しましょう。

プラグインで無駄を省いて効率化する

学生って基本的にお金がないので、高いプラグインを買うのに時間がかかります。
あるいは無料環境などの「制約された環境」に置かれることが多いです。

一方、社会人はお金があるので便利プラグインを使って作業スピードを超効率化するという技が使えます。
学生がたくさんバイトしてる間に1ヶ月で金銭面の問題を解決できたりします。

弊ブログでは以下のような近道を書いています。
→【KONTAKTさえあれば使える、フリーのギター音源3選(1つは無くても使えるよ)
→【KONTAKTさえあれば使える、フリーのベース音源3選(エレべ、アコベ)
→【鍵盤が弾けないDTMerのピアノ音源は、Toontrack「EZKeys」で決まり
→【iZotope Alloy 2の豊富なプリセットを利用してミックスを覚える
→【初心者DTMerが楽してまず一曲仕上げるための色んな近道まとめ

社会人の賃金の力で、プラグインによる近道を速いスパンで実行することができます
生楽器系音源の打ち込みなんかは、フリー音源だけだと作業スピードで大きく遅れを取るので、
有料プラグインがあったほうが良いものの筆頭です。あらゆる奏法を一瞬で作れます。

自分の創作の本質に不要な部分は委託する

同人音楽の場合、あなたが本当にやりたいことはなんでしょうか。
もし「めんどくさい」と感じることが少しでもあったとして、それをご自分で担当するのは
時間・労力・モチベーションの全てにおいて勿体無い感じがします。

こちらもザ・社会人パワーのお金で解決しましょう。

たとえばボーカロイド作品でCDを出そうしたとして、
一人でやろうとするとこれだけの工程があります。

  • 作編曲
  • 作詞
  • ボカロ調声
  • ミックス・マスタリング
  • ジャケット歌詞カード作成
  • 印刷、裁断
  • CDケース調達、組み立て
  • 梱包

一人で出来るのは素晴らしいんですが本当に全部やりたくて仕方がないことでしょうか。
たとえばパッケージ作成が面倒なら全て印刷会社にお願いするべきですし、
ミックス・マスタリングはインターネットを調べるとオンラインで全て依頼できるスタジオがあります。
ジャケットなんて描かなくてもクラウドソーシングを使えば上手なイラストレーターさんに依頼をかけられます。

この考えについては以下の記事でざっくり書いています。
わたしの場合は作編曲・作詞に集中したいなーとぼんやり考えていますが、DTPも愉しいのでジャケットも割と作ります。
→ 【絵が描けない同人音屋のあなたに贈る、それっぽいCDジャケットを作るためのヒント
→ 【同人活動で「自分でなんでもやろうとする」ことの厄介さと、分業の線引きの話

可処分時間の最適化をする

時間のある学生だとだらだら過ごしても損失が少ないので見落としがちなポイントですが、
使える時間を徹底的に最適化して差をつけましょう。

とはいっても、これについてはエクストリームなことも含めて頑張るしかなく、
個々人によって事情が違うので、「できることから」初めてみましょう。

以下、実現性無視で極限的にできそうなことを列挙してみました。
「自分の環境で適用できそうなこと」を今すぐトライしてみるのが良いでしょう。

なんだか狂気的で偏執的だと自分でも思いますが、無理のない範囲で最適化してみましょう。
さくさくアウトプットできたほうがきっと愉しいです。

そこまで創作に熱ないよ!という方も、創作以外の用事(ゲームでも読書でも)のために応用できます。
とりあえず自由な時間はどんな手段を取ってでも増やしに行ったほうが充実します。

この考え方は、堀江氏の著書にもっとエクストリームな実践が書いてあります。

とはいえ、実業家だけにかなり極端で独特なので、
わたし的には「無理のない範囲で、ふつうの社会人として出来る範囲で」という感じで
じわじわ良くしていくのが良いと思います。

まとめ

「ゆっくり一歩ずつ」という意見は、受け手の身の丈に合いやすいので支持を集めますが、
現実として遅れを取るという事実をわたしは無視したくないので敢えて主張してみました。
学生より社会人のほうが圧倒的に期間が長いので、ゆるゆる生きるのも悪くありませんが、要領よくしたほうが色々やりたいことできます。

そもそも労働時間を減らせたら一番いいと思いますけど、これについてはわたしもやり方がよくわからないので保留です。
そういうわたし(の中の人)は色々事情が特殊なので実態に即してないところもあるかもしれませんが、悪しからず。

お金があって可処分時間の最適化ができる学生が最強なのは言ってはいけません。

……ああそうそう、ブログは時間割く価値が非常に高いですよ。
(参考: 同人音屋がブログを書きまくることの一つの決定的なメリット)

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