ありんこ書房

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Cubaseのサンプラートラックで4拍子のサンプルを3拍子にする方法

      2017/03/08

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まぁ大したことじゃないんですが初心者向けサンプル加工方法のお話です。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

Cubase 9で新規に「サンプラートラック」なるものが導入されました。これを使うと、Wavファイルの色んなサンプルを簡単に加工して、MIDIを扱うようにさくさく楽曲に取り入れることができます。

使わない手はありませんので、今回は基本ということでリズムの変更、具体的に踏み込んで4拍子のサンプルを削って3拍子にする方法について書きます。

ずいぶんニッチですが、わたしが必要だったので備忘録的な意味もあります。

サンプラートラックに波形を読み込む

まず準備から。Cubase 9 Proを使用しています。

サンプラートラックの準備

まずサンプラートラックを1個用意します。トラックを適当に右クリックして、「トラックを追加」→「サンプラー」を選びます。

サンプラートラックを追加

できました。このトラックをクリックして選択した状態にしておきます。真ん中下部のところに「オーディオサンプルをここにドロップ」と表示されていればOKです。

追加できた

右カラムの「Media Bay」からサンプル呼び出し

Cubase 9は1画面レイアウトになっています。Media Bayはデフォルトだと右カラムに存在しています。「ループ&サンプル」を選択します。

Media Bay

見慣れないアイコンがいっぱい出てきます。

「ループ&サンプル」を選んだ状態

ここで、「すべての項目を表示」を押すとサンプルを1個ずつ再生する画面が出てきます。

サンプル選択

いろいろ再生しながら好きなサンプルを選んでください。
ちなみに、自分で用意したWavファイルのサンプルを追加する方法は、以下の記事にまとめてあります。
(参考: Cubaseで膨大なWavのフリーサンプルを簡単に管理する方法)

編集できるようにする

Media Bay適当に好きなサンプルを選びましたら、デフォルトだと真ん中下部にある「オーディオサンプルをここにドロップ」のところにマウスで引っ張って持って行きます。

サンプルの読み込み

これで波形が読み込めました。準備完了です。

読み込んだ状態

4拍子のサンプルを適当に切って3拍子に

では3拍子にしてみます。とっても簡単です。

エンドポイントを設定する

デフォルトだと、波形を読み込んだ時点で右端に「S」と小さな白い四角があると思います。これがエンドポイントで、波形の再生するところの終端になります。

「S」が右端にある

これを3拍子っぽく聴こえる場所まで手前にマウスで引っ張ってずらします。

左に持っていって長さを調整

こうすることで、サンプラートラックのチカラによって、「鍵盤を押しっぱなしにすると3拍子分1回サンプルが鳴る」状態になってくれました。

ピアノロールに全音符(3/4拍子)で並べる

さて、これだけだと鍵盤を押しても一発だけ鳴っておしまいなので、ループするように仕掛けを作ります。

まず、ピアノロールのリージョンを1個作ります。キーボードの「8」を押して鉛筆モードにして適当に1小節置きます。

次に、鳴らしたいノートを1個、三拍分置きます。3/4拍子なら全音符でOKですね。

三拍をピアノロールで作る

最後に、リージョンの真ん中の■をマウスで掴んで右に引っ張ります。「リピート数:X」と表示されていれば、引っ張った分だけ勝手にさっきの全音符を繰り返してくれます。

リピートさせる

以上、手順にそって行えば3拍子でループするサンプラートラックが出来上がったかと思います。怪しいリズムを作りたいときに重宝します。
大したことはしていないので実践例の音源は省略します。

まとめ

以上の手順をたどることで、サンプラートラックから4拍子の波形サンプルを3拍子に加工して扱うのが非常に簡単に行うことができます。スライスとかなんにも要りません。

いちおう手順を復習しますとこんな感じです。

  1. サンプラートラックを作る
  2. サンプルファイルをサンプラートラックに読み込む
  3. 三拍分ピアノロールに置く
  4. リージョンをリピートさせる
  5. カンタンですね。なかなかニッチですが、応用すれば何拍にでもできますので、ループの単位を変更したいときはこの方法を覚えておくのが良いでしょう。

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