ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

同人音屋がブログを書きまくることの一つの決定的なメリット

      2016/12/30

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ときおり出現するビジネスっぽい記事です。ひたすら文字が続くのでちょっと大変ですが、お付き合いください。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

ありんこ書房はこの記事を執筆している12月末時点で開設11ヶ月ですが、まーほんとやってよかったなと思っております。

わたしの立ち位置的には「同人音屋」とかそういうのがたぶんいちばん合っているのですが(割とフラフラしてますが)、この観点で見たときにも、ブログというのは非常に強力な武器として作用することが見えてきました。

というわけで、わたしなんかよりもっと名の知れていて人脈の広い人が本気でブログ始めたらもっと凄いことになるだろうなーと思いまして、あんまり書きたくないんですがブログの価値について話してみることにしました。

「認知」を個人でできる最強のツールだから

はい、この見出しに書きました内容が理由の全てです。

といってもピンと来ないかもしれないので、簡単に説明していきましょう。

「認知」→「興味」→「検索」→「購入」→「共有」について

近年の消費者の購買モデルとして広告代理店が提唱するものに「AISAS」というものがあります(以前どこかの記事でも書きましたね)。

  • A: Attention(認知)
  • I: Intereset(興味)
  • S: Search(検索)
  • A: Action(行動・購入)
  • S: Share(共有)

なんだか小難しいように見えますが、直感的には、皆さんが「偶然ネットで見つけたやつをググって調べて見て、いいやつをTwitterで共有して、それがRTされて広まっていく」というあの現象そのものになります。

よくレビュー記事なんかもあるじゃないですか、あれは「Action」した人が「Share」する段階にいると言えます。

気になる機材を誰かがTweetしているのを見かけるのは「Attention」で、その機材名であなたがググったとしたらそれは「Intereset」からの「Search」になります。ポチったら「Action」ですね。というふうに当てはめると直感的にわかりますね。

で、音楽も誰かに手にとって貰いたい場合は概ねこのフレームワークに沿います。面白いくらい。

てことは、まず「認知」が必要

さきほどのAISASは順番にそって行われるものでありますから、Attention(認知)が無いと何も始まりません。「いい曲を作っているだけじゃダメだ」の論理的な理由付けはこれになります。

で、ひたすら作っているだけ、あるいはTwitterだけで喧伝するのみ、だと認知はゼロではありませんが認知が発生する確率が低いのは直感的に想像できるかと思います。

イメージが湧かないならば、テレビに出てこないお笑い芸人みたいなもんだと思ってください。ブレイクのしようがありませんよね。なんでもいいから多くの人の目に留めてもらうのが第一ステップになります。

個人で「認知」の仕掛けを組み立てるのは難しい!

そうは言っても難しいんですよ、「多くの人の目に留める」なんて。メーカーの新商品の宣伝みたいに、メディア広告なんかどう考えてもやってられませんよね。

大体の創作屋さんがTwitterにべったり依存した喧伝を行うのは、「体系的なやり方がわからないから使えるものを使ってみた」という観点もあるのではないかと思います。

そこで出てくるのがブログです。これは異様に低予算で一人で始められて1年以内に数千〜数万人にリーチできる一番簡単な手段です。

なぜブログか?

見ず知らずの人に認知させるならSNSでもいいのでは?とお思いかもしれません。

しかし、昨今のSNSはフォロー/フォロワー、Facebookだと友達という関係性でもってよく見ると人員の囲い込みが無意識の内になされています。なので、案外狭い世界で閉じてしまっていたりします。何よりネタTweetの100分の1しかRTされない現実は皆さんのほうがよくご存知ではありませんか?PDCAのCまでやってるんですから、次のAを考えてみませんか?

そこで、ブログのググられるという特長を利用します。検索流入によって記事が目につくように仕掛けを打って、かつ色んな情報を開示することでシェアされやすくしたり、あるいはSEOも一つの手ですし、SNSで物議を醸す記事を書くのも1つのやり方です。とにかく作品の宣伝以外の方法で認知・拡散を狙うのが非常に簡単です。

結果として、粘り強く更新するとじわじわ認知が進んでくれます
これを難しい言葉で「ブランディング」と言ったりします。「〜といえばこの人!」という不特定多数からの「お墨付き」ですね。

作品の宣伝しなくていいの?

あれ?商品の宣伝の話じゃなかったの?ということですが、こうして認知させることに意味があります。

別の場面で作品本体を見かけたときに、どこかで認知させておくと「あっ、あのときの!」となりますので、「顔見知り感」といいますか、前情報が買い手側に存在することによって有利になる可能性が高まります。また、あらゆる場面に露出していくことでザイオンス効果を狙うことも期待できます。

製作依頼についても、前持って認知を進めておくと「この人は壮大な音楽が得意な人だからこの人に依頼しよう」とかやってもらえる可能性が出てきます。誰かの脳みその片隅に自分の存在を留める活動をするのが肝心です。

外堀を埋めたら、ひたすら作っていればあとは運です。ブログによる認知の加速は確率を上げるためのツールとして作用してくれることでしょう(逆に言えば、成功を保証するものではありませんし、こんな講釈をたれているわたしもまだまだです)。

おわりに

なんだか偉そうなことを言ってますが、こっそり動かしたサークルで「ありんこ書房の人か」というパターンをいくつか見かけたので、取り掛かりとしては思った通りかなーと思いまして、これはいい方法なので共有しちゃいました。

やってることは要するに営業活動の一切コミュニケーション取らないバージョンなんですが、ひたすらブログ書くだけなので継続さえできればハードルは低いです。

肝心の何を書くかについては敢えて述べませんが、なんとなく想像つくんじゃないかと思います。とりあえず読者がポジティブな方向で認知を広めていくものを書いていくのが良いでしょう。

さらに興味ある人は「オウンドメディア」とか「コンテンツマーケティング」「戦略PR」あたりを調べてみてください。
書籍だとこの辺がおすすめです。

あ、ちなみに弊ブログの目的は「自作品の認知を上げること」ではありません。詳細は秘密。

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