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音楽理論が苦手な初心者DTMerは、「Chord Tracker」で好きな曲のコードを真似しよう

   

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難しいことを考える前に行動するなら、本記事のようなツールを使ってみるのが一番効果的です。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

「コード進行を真似る」という選択

以前、twitterで「ある曲のコード進行を解析して、別のメロディとリズムを載っけたらそれはパクリか?」みたいなアンケートを見かけまして、
結果としては「パクリじゃないよね」という意見が多数派でした。

直感的にも、コードが同じだけで全く別の曲になっているので、そんな曲たくさんありますし(王道進行とか)、
法的にもコード進行に著作権はない(著作物の定義に当てはまらない)ので問題ありません。

さて、DTM・作曲初心者の皆様、最初っから音楽理論の勉強を真正面から取り組むと「音学」になっちゃってツラいですよね。
皆様はきっと「○○みたいな曲を作りたい!」というような動機も少なからずあったと思うのですが、
それらと上記の論理を踏まえますと、まずは好きな曲のコード進行を使ってなんか作ってみるのが
手軽で作曲の愉しみを味わうことができるんじゃないかと思うわけです。
倫理的にも問題がないであろうことは、先ほど述べた通りですし。

しかし、コード進行を真似するためには楽曲を解析してコードを当てる必要があります。
初心者にとってハードルが高いので、コードを真似たいが真似するのが難しいので無理、というジレンマが発生します。

そこで、本記事で紹介する自動コード解析アプリ「Chord Tracker」を使ってコード抽出を自動でやりましょう
出てきたコードをメモって自分の練習に使えばいいのです。これならカンタンですね。

スマホアプリ「Chord Tracker」の紹介

「Chord Tracker」はスマホアプリです。
スマホに入っている曲を自動で解析してコード進行にして出してくれます。

Chord Tracker

無料
(2016.05.14時点)
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つかいかた

使い方といっても説明しないといけないことは大してありません。

まず最初に楽曲を選択する画面が出てきますので、スマホに入っている曲を適当に選びます。
ct1

選ぶと勝手に解析されて、コードが出てきます。
コード表示はコード名の他、画面下部に五線譜・鍵盤・ギターの指板でそれぞれ表示できます。
ct2

以上です。かんたんですね。

再生ボタンを押すと他の音楽プレイヤーのように曲が再生されて、
それにあわせて解析したコードのシーケンスが動作しますので、
「今どういうコードが鳴っているのか」というのが直感的に理解できます。

トランスポーズもできるので、「真似した曲のコードそのものからキーをずらす」ということができます。
ここまでやっちゃったらもうオリジナルと大差ありません。
ct3

気になる解析精度は感覚的ですが結構高いです。
今回使ったNocturnal Bloodlustの「PROVIDENCE」はドロップG#の轟音が特徴の曲ですが、
イントロからG#で突き抜けるところとか、Bメロからサビの上昇とかもばっちり捉えていました。

今回の目的は「真似すること」なので、まーだいたいあってればOKじゃないかなと思います。

エクスポートはできない

自作の音楽だったらメールでソングファイルを送るということができるのですが、
市販の楽曲は複製ができないのでこの点においては制限があります。

つまり、解析結果を見ながらメモしたりDAWに手動で落としこむ必要があります。
こればっかりは仕方がありません。

まとめ

スマホアプリ「Chord Tracker」を使うと、スマホに入っている曲のコード進行を自動で解析できます。
それなりに高い精度で拾ってくれるので、これを自分の曲の参考資料として使うことができます。

トランスポーズもできますし、まじめに音楽理論するときの解析材料としても使えますので
ネタ切れしたときとかインスピレーション元として十分活用できるかと思います。

過去に紹介したコード進行スタイルブックも、
結局は名曲で使われているコード進行を列挙した書籍だったりします。
→ 【 音楽理論の勉強を一旦放置して簡単に楽しくコード進行を組み立てる3つのショートカット

こんな風に、真正面から音楽理論に立ち向かわなくても、
必要な箇所だけかすめとって自分のものにするのが一番楽しくて手っ取り早いです。
みなさんも試してみてはいかがでしょうか。

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