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初心者DTMerがプラグインを買うときに使える3つの選考基準

      2016/07/19

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初心者だって背伸びしたい!そんな貴方のためのプラグインの選び方みたいな情報です。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

初心者がプラグインを買うときの問題

まぁ初心者だろうが中級者だろうが趣味DTMerなんですからみなさん仲良くしましょう、ということでセールだったらなんか欲しくなるのはアマチュアもプロも一緒ですね。何を買えばいいんでしょうか。

見かける情報だと「有名エンジニアがプロデュースした」とか「コンソールラックの銘器を再現したモデリング」とか、そういう上級者向けの解説が為されていることが多く、正直なんだかよくわかりません。
じゃあなんか有名なあの人が良いって言ってるし、みたいな雑な感覚で買っちゃうと十中八九使いこなせないでHDDの肥やしになります。

ということは、初心者〜中級者クラスのDTMerがなんかプラグイン買いたいなーと思った時、その選考基準はハイアマやプロとはまた異なった基準である必要があると考えられます。

そこで、ものぐさ曲書きであるわたしがかつて何か買いたい時に基準にしたひねくれた選考基準について共有しましょう。主に初心者〜中級者の人にとって意義が出てくるはずです。

有償プラグインを買うときの変な選考基準

まず先に上げましたようなスペック的な凄さは完全に除外します。どうせよくわかんないんですし、いいでしょ?
そのうえで、以下に上げました3点をよーく比較したうえで、果たしてセールを狙う価値が有るのか、自分にとって意義があるのか、を最終的に判断すると良いはずです。

選考基準1: プリセットが充実している

はい、いきなり消極的な理由かもしれませんが個人的に死活問題です。

例えばシンセ音源であれば、音作りをゼロから基本波形を作って組み上げるなんてバンドサウンドから来てるわたしには無理なので早々に諦めてプリセットに依存します。
膨大なプリセットに加え、ネットで有志が公開しているフリープリセットを組み合わせると何も知らなくてもEDMサウンド組めちゃったりするという点で、Native Instruments Massiveは素晴らしい価値があります。

音を作ってよし、プリセットでズルしてよしのシンセ、Massive

音を作ってよし、プリセットでズルしてよしのシンセ、Massive

ミックス方面でもプリセットが強力だと初心者的には嬉しいと思います。
iZotope Alloyは管楽器系のプリセットがなかなか即戦力で役に立つほか、バンド向けのものも揃っていますので、「よくわからないけどとりあえず完成まで持って行きたい」というニーズにはうってつけです。ミックスのちゃんとした勉強は追々やっていけば良いのです。

たくさんのプリセットでとりあえずミックスをショートカットするAlloy

たくさんのプリセットでとりあえずミックスをショートカットするAlloy

ちなみにAlloyについては弊ブログで個別にとりあげていますので、よろしければ合わせて御覧ください。
→ 【 iZotope Alloy 2の豊富なプリセットを利用してミックスを覚える

選考基準2: チート機能が搭載されている

はい、初心者〜中級者的には実はフリープラグインで頑張ったほうが却って無駄なパターンがいくつもあります。

最もたる例はギター音源。ストロークは真面目に打ち込むことも可能ですし、弊ブログでもそういう方面の記事をいくつか上げていますが(参考: ギターのコードストロークの打ち込みが捗るボイシング講座(6弦ルートのバレーコード編)、そもそも鍵盤でコード押さえてキースイッチ押したらリアルにストロークが鳴ったりするのがギター専門音源の強みだったりします。
参考: KONTAKTさえあれば使える、フリーのギター音源3選(1つは無くても使えるよ)

これに限らず、奏法の再現においてはフリー音源で1時間かかるものを30秒で終わらせるようなレベルでハードルが下がるものがほとんどですので、もしご自身の作品に必要なのが明らかにわかっているならば、お金で解決できるならしたほうが良いポイント第一位でしょう。

わたしの場合、鍵盤が弾けないのでEZKeysのコード・スケール機能というものすごいズルをうまく活用したりしています。
参考: Toontrack「EZKeys」を使って、鍵盤弾けなくてもコード伴奏を1分で作り上げる方法

個人的最強ピアノ音源、EZKeys

個人的最強ピアノ音源、EZKeys

また、ミックスについても技術的なハードルを一瞬で破壊するズルができるならば初心者〜中級者こそ使う意義が出てきます。
具体的にはWavesの一部のプラグイン(参考: 単品購入でも手に入れたい!魔法みたいなWavesのおすすめプラグイン5つ)とか、後述するDotec-Audioのプラグインなんかは価値が高いと思います。

選考基準3: 操作が超簡単

いくら凄い音質だったり高い効果を誇るものでもわかりにくかったらコヤシ・オブ・ハードディスク待ったなしです。というわけで体験版があればそれを触ったり、あるいは商品説明の画面でどうすれば効果を得られるのか理解できるくらい簡単なものを選ぶべきです。

例えば、彗星のごとく現れてとてつもない効果を発揮することで話題のDotec-Audio製品は、あらゆるプラグインがツマミ一個しか操作部がないという強力な操作性が特徴です。

Dotec-Audio DeeFat。レバーひとつで音が太くなる魔法プラグイン

Dotec-Audio DeeFat。レバーひとつで音が太くなる魔法プラグイン

先ほどの「チート機能」という観点も相まって、まさに初心者〜中級者向けのプラグインであると言えるでしょう。

まとめ

もし初心者〜中級者が音源やミックスのプラグインを買うならば、

  • プリセットが多い
  • 凄いズルい機能が搭載されている
  • 操作が簡単

などの「今の自分にとって用意に効果を得られるポイント」を押さえたものを選定するときっと嬉しいでしょう、という話でした。

よく「身の丈にあってない」とか言いますがそれは脳内の上級者が説教してきてるだけですので欲しかったら手に入れましょう。趣味なんですからそれくらいいい加減にやったほうが絶対楽しいです。趣味じゃなくても「真面目に投資しています」という姿勢は重要です。

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