ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

Universal Audio apollo twin から音が出なくなった時の解決方法

   

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ごきげんよう、蟻坂(4risaka)です。
先週はCubaseが落ちて急遽ネタが変更になりましたが、
今回はオーディオインターフェース(Universal Audio apollo twin)から音が出なくなったので急遽ネタが変更になりました。
来週は何が起こるのか今から愉しみですね。何も起こらなくていいです。

急にスピーカーとヘッドホンから音が出なくなりました

2016/02/06 20:40 くらいでしょうか、
Cubase向けのお話を書こうとしてCubaseを立ち上げて、プロジェクトテンプレートを読み込んで、
よし音出そうとMIDIキーボードを叩いても音が出ません。
全てはここから始まりました。

以下試行錯誤の痕跡です。
結論を見たい方はこちらのリンクからジャンプしてください。
ただし、こういうパターンの時考えられる原因を全部叩いているので類似のトラブルの際は参考までに。

試行錯誤の記録

疑惑1: オーディオドライバの占有

Cubaseを立ち上げると、その出音にはオーディオドライバが必要ですが
仮にiTunesやブラウザなどが音を出していて、それらがドライバを開放してくれない場合
Cubaseに「音を出す権利」がやってこないため出音しないことがあります。

そこで、CubaseとFinder以外のアプリケーションを全部終了させるという手段を取りました。
が、改善しませんでした。

疑惑2: 物理トラブル

使用中のオーディオインターフェース「Universal Audio apollo twin」は、
外付けのAC電源と電源スイッチで動作します。
もしかしたら電圧などのトラブルかもしれません。

そこで、電源に加え接続されている物理的なケーブル類を全部抜き差ししました。

  • ACアダプタを抜き差し
  • 電源スイッチをON/OFF
  • スピーカーのRCAケーブルを抜き差し
  • Lightningケーブルを抜き差し
  • ヘッドホンを別の機器に繋いで断線してないことを確認

ついでにMacの再起動もしました。
だめでした。

疑惑3: PRAMクリア

Macの機能に、オペレーティングシステムの調子が悪いときに試す
「PRAMクリア」という処置があります。

Mac の NVRAM をリセットする方法

一応、サウンド周りの情報もこの「NVRAM」という領域に記録されているようなので
外付けオーディオインターフェースなのであんまり期待してませんが、試してみました。
やり方は上記のリンクにも書いてあります通り

  1. Macの電源を切る(リンゴマーク→システム終了)
  2. キーボードのCommand, Option, P, Rを全部同時に押しながらMacの電源を入れる
  3. Macがディスプレイ輝度最大で立ち上がり、内臓スピーカーから起動音が鳴ったらキーを離す

手順2が「左手で押さえながら右手でMacの電源スイッチを入れる」ことになるので
指の関節にキますが我慢してください。

そのあと、外付けデバイスの場合設定も初期化されているので
Macのサウンド設定の「出力」をオーディオインターフェースに設定します。
apollotwin1n

はい、がんばってキーボード押さえましたけどだめでした。

ここで、あることに気づく

apollo twinは本体のパネルにスピーカーまたはヘッドホンの音量を示すメーターがあるのですが、
iTunesで試験的に音楽を鳴らすと、メーターが動いています

従いまして、「apollo twinから音声は出力されているが、機器から音が聞こえない」
ということになります。

つまりapollo twinの出力設定に関係する何かが原因です。
ハードウェアトラブルでないことは先ほど検証済みです。

ところで、apollo twinには専用のコンソールアプリが存在し、
ここで入出力の設定を行なうことが出来ます。以下は一例です。

  • サンプリングレートの設定
  • ピークホールド
  • (入力の場合)UADプラグインの挿入
  • クロックソース

まさか。

結論: クロックソースの設定

はい、コンソールアプリのクロックソースの設定がおかしくなっていたのが原因でした。
以下に対処手順を書きます。

まず、Macの「アプリケーション」からapollo twinのコンソールを立ち上げます。
apollotwin2n

次に、左下の「SETTINGS」を開きます。
apollotwin3n

Settings画面の「HARDWARE」タブが開きます。
「CLOCK SOURCE」が「S/PDIF」になっているはずなので「INTERNAL」に変更します。
apollotwin4n

以上。わたしの今回のトラブルはこの手順で解決しました。

この「CLOCK SOURCE」、本来は外部のクロックジェネレーターを使うとき用の設定のはずです。
が、 なぜか外部機器ないのに外部設定になってたために出力に影響してしまったようです。
わたしの環境だとapollo twin内部の構成で完結していますので、これは明らかにおかしいです。

……どうしてこうなったんだろう。

まとめ

結局何故CLOCK SOURCEがS/PDIFになっていたのか全くわかりません
が、対処方法は明確にできたので、同じ症状にハマったひとに伝わってくれればいいなーっておもいます。

今回はapollo twinの場合の対処ですが、
外部のクロックジェネレーター入力に対応したオーディオインターフェースの場合
同じような症状が発生することが想定されます。

設定方法はオーディオインターフェースによって異なりますが、
apollo twinでないオーディオインターフェースをお使いの方で
クロックジェネレーターをお使いでない方は、
同様の症状が発生した時のために頭の片隅に置いておくとよいかとおもいます。

……Universal Audioの製品使っといてしょーもないハマり方でした。

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