ありんこ書房

今日から使える創作ノウハウ。時々エッセイ。ゴシックカルチャー。

肩の痛みとヘッド落ちを改善。クッション付ギターストラップ「AIR CELL」が良い感じ

   

スポンサードリンク

演奏性はやる気に関わるので、ストラップもいいものを使うとよいです。
御機嫌よう、蟻坂(@4risaka)です。

ヘッド落ちしたり肩が痛かったりする問題

ギターを立って弾くとき、いままでごくふつーのLiveLineのストラップ(デザイン重視)↓

……を使っていたのですが、
わたし、体に肉がついて無さ過ぎて、肩に食い込んで痛いという情けないことになっております。
このほか、LTDの7弦ギターに使った時ボディが軽すぎて凄い勢いでヘッド落ちするという問題に直面してました。

ヘッド落ちを防ぐ場合、摩擦が強いレザーストラップを使うのが一般的で、
こちらは同じくLiveLineからかっこいい物が出ています。しかも栃木レザーという高級品で。

なので品質は確かですし、最初は「レザーストラップでいいかな」と思ったんですが
幅が今のストラップより細いとギターに肩を殺されるリスクが減ってないどころか増えるということで
なんとか「肩の痛みとヘッド落ちを両方解消できるギターストラップはないものか」と調べてました。

結論を申し上げますと、 「AIR CELL」というストラップで両方いくらか改善できましたので
全国の軽いギターを使うもやしっ子におすすめしておこうと思います。

AIR CELL

AIR CELLは、特殊な素材とユニークな構造で肩への負担を和らげることを目的としたストラップです。

特徴

見た目は無骨なストラップで、バンドの幅が広く75mmあります。
strap1

この幅広も大きな特徴なのですが、最大の特徴はこちらの凹凸。
strap2

この凹凸面を内側(体に触れる側)にして装着します。
直感的にイメージできるかと思いますが、普通のストラップと比較して以下の様な効果が出てきます。

  • 幅が広いことによって表面積が増えて肩への負担が下がる
  • やわらかいクッション部で押し付けを低減する

着けた瞬間にギターが軽くなったような錯覚を覚えます
それもそのはず、ただ幅広クッションなだけではないのです

AIR CELLには「ネオプレーン」という材質が使われています。
これ、ゴム系の材質なので、伸ばすと縮もうとする性質がありまして、
ギターの重みで伸びる→縮もうとする力が働く→結果的にギターを支えるような力が発生する→軽く感じる
という仕組みです。っていうか物理的に肩にかかる力が減ってるので軽く感じるのは当然です。

主に、Gibsonから出てる4kg台のレスポールに使った時に効果を発揮すると思います。
わたしの所持ギターはE-IIにしてもLTDにしても結構軽いので、重みについてはそこまで問題になりません。
ストラップが肩に食い込んで痛い問題の解決が目的でも十分に快適です。

……でも長時間着けてるとやっぱり肩が痛いですね。根本原因は体が薄っぺらいせいのようです(当然)。

ヘッド落ちも防げます

で、2つ目に期待していた「ヘッド落ちの改善」についてですが、
レザーストラップほど強力ではないと思いますが十分改善できています

いままでナイロンストラップで構えて、ヘッドから手を話した瞬間「すーっ」とゆるやかに傾いていましたが
とりあえずその心配はなくなりました。

そもそもAIR CELLは快適性のためのストラップであってヘッド落ちの改善は関係ないのですが、
幅広のバンド+クッションという摩擦が増加する構造になっているので、副作用的にヘッド落ちを防止できているようです。
レザーストラップだと暑苦しいこともあるのですが、これは普通の樹脂系のストラップなのでその点も心配ないかと思います。

欠点

ちょっと困ったポイントがあるにはあります。

長い

長いんです。

AIR CELLの目玉であるクッション部分は、ストラップ全体がそういうふうにできているわけではなく
長さ全体の7割程度です。そして、装着時はそこがちょうど肩に当たるようにする必要があります。

で、AIR CELLのストラップの長さは104~126cmもありまして、
わたしの場合最短の104cmにしてギリギリ肩に当てられるって感じでした。こればっかりは店頭で試していたらすぐわかった事実なので
皆さんがもしお求めになる際は現場検証を忘れないようにしたほうが良いかと思われます。
せっかくのクッション部が上手く当たらなかったら全く意味がありませんからね。

見た目が無骨すぎ

快適性には勝てないと判断して、わかってて買いましたけどデザインが面白くないです。
シートベルトみたいで黒一色の樹脂系ストラップ好きじゃないんですよねー。

そこんところLiveLineは素晴らしいバリエーション展開をしているので、
あれです、かっこいい/かわいい と 快適な演奏 を両立できるギターストラップ出してくださいませんかね。
一瞬で飛びつくんですけど。

余談ですけど、LiveLineはストラップのみならずギターシールドもユニークなデザインのものを出しています。
こちらの記事に書いてありますので合わせてご覧くだされば。
→ 【 LiveLine Advanceは、ギター用シールドケーブルのくせに、かわいい。

ピン穴が小さい

1回セットしてしまえばそんなに気にならないんですが、
ストラップピンの穴が極端に小さいです。
strap3

跡がついているのでお分かりの通り、初回はセットするのにやたら時間かかります。
ただフェイクレザーなので、使っている内にやわらかくなって馴染んでくれるかと勝手に思っています。

COMFORT STRAPPとの違いは?

非常に似た製品に「COMFORT STRAPP」というものがあります。
COMFORT STRAPP ( コンフォートストラップ ) / Pro Guitar Long 97-114cm | サウンドハウス

COMFORT STRAPP ( コンフォートストラップ ) / Pro Guitar Long 97-114cm | サウンドハウス

これとAIR CELLの違いは、COMFORT STRAPPを試したわけではないので
スペックと使用感の予想からの比較になりますが、以下の3点でしょう。

  • クッション部の構造が違う(AIR CELLのような凹凸ではなく分厚いクッションが入っています)
  • COMFORT STRAPPのほうが1,000円くらい高い
  • COMFORT STRAPPのほうがストラップ長が短い

とくにクッション部の構造が違うという点ですが、これによりCOMFORT STRAPPはヘッド落ちが防げないのではないか?と睨んでいます。
AIR CELLは凸凹によって肩としっかり摩擦するので、これが効果を出している面もあります。

一方で、ストラップ長さが短いので、ある程度誰でもクッション部を上手く活用することができると思います。
両方いいストラップだと思いますが、実際試したのもあってわたしはAIR CELLをおすすめします。

まとめ

クッション付ストラップ「AIR CELL」を導入したことで、立って弾いた時に
肩への食い込みとヘッド落ちという演奏上の2点の問題を解消することができました。

ただ、欠点がいつもより多めに書いてあるのでお分かりの通り
ほかに選択肢がなかったから選んだ感が非常に強いです。
質実剛健な日本メーカー、それこそLiveLineあたりが似たようなコンセプトで出してくれれば、乗り換えるんですけどね。。。

ただし効果があるのは事実です。
ギタリストって痩せ型の方も結構いらっしゃいますし、しょうもないところで不便な思いをするよりか
思い切って投資してしまうのがいいんじゃないかなーと思いました。いかがでしょうか。

 - 創作, 機材